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2018年12月07日 17時01分 JST | 更新 2018年12月07日 17時01分 JST

村田沙耶香さん「コンビニ人間」今年の1冊に 米文芸誌

「平板で“不気味の谷”的な文体で社会への不服従を歌い上げ、楽しくも心を乱される」

朝日新聞社
作家の村田沙耶香さん=山本壮一郎撮影

村田沙耶香さん「コンビニ人間」今年の1冊に 米文芸誌

 2016年に芥川賞を受けた村田沙耶香さんの小説「コンビニ人間」の英訳版が、米国の文芸誌ニューヨーカーの「2018年のベストブックス」9冊のうちの1冊に選ばれた。同誌が4日付で発表した。

 「コンビニ人間」はコンビニで働いている時だけ充実感を得られる女性の物語。同誌のケーティ・ワルドマン記者は同誌デジタル版で、村田作品を「平板で"不気味の谷"的な文体で社会への不服従を歌い上げ、楽しくも心を乱される」と評した。選考基準については「現実の不合理さに対して、別の道を示して元気にしてくれる本」を選んだと述べた。

 ニューヨーカー誌は1925年創刊の米国を代表する文芸誌。掲載基準が厳しいことで知られ、日本の作家では村上春樹さんらの作品が掲載されている。

(朝日新聞デジタル 2018年12月07日 16時33分)

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