松本人志、“M-1暴言騒動“を叱責。久保田と武智は「勉強不足。上沼さんをわかっていない」

「簡単に言うとハロウィーンで騒いでた若者たちと変わらないことを彼らはやってるんですよ。ただまぁ違うのは、彼らはもう40のおっさんだし、上沼さんは軽トラじゃない」

松本人志、"M-1暴言騒動"久保田と武智を叱責「勉強不足。上沼さんをわかっていない」

お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、9日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜 前10:00)に出演。『M-1グランプリ2018』の審査員を務めた上沼恵美子へ"暴言"を吐いたとろサーモンの久保田かずのぶ、スーパーマラドーナの武智に対して「彼らは何より勉強不足ですよね。上沼さんという人がどれだけの人か、本当にわかっていない。勉強不足だし、勉強が不足しているということすら勉強できていない」と厳しく叱責した。

番組冒頭から「きょうは本当は休みたい」と、この話題について触れることに気が重そうな松本は「簡単に言うとハロウィーンで騒いでた若者たちと変わらないことを彼らはやってるんですよ。ただまぁ違うのは、彼らはもう40のおっさんだし、上沼さんは軽トラじゃない」と例えると、「これでもう終わりにしてもらっていいですか?」と漏らした。

MCの東野幸治から「もうちょっとしゃべってもらっていいですか?」と振られると、「僕も若い頃は生放送で審査員にたてついたこともあるんですけど、僕はお酒に任せて言った事はないし、本人に直接言ってきた。その人はお笑いに全く関係ない審査員ですごく偉そうに言ったんで、僕もちょっと途中でキレちゃったんです」と自身の過去のエピソードを交えながら、「やっぱり彼らは何より勉強不足ですよね。上沼さんという人がどれだけの人か、本当にわかっていない。あの人の功績を考えたら」と猛省を促した。

また、自身もM-1の審査員を務めた立場から「おそらく上沼さんの事だけを言ってるんじゃないと思うんですよ。たぶん僕のことも含まれてるんやろうな、審査員に対して何かうっぷんみたなもんが溜まってるんやろなと思うんですよ」と思いを吐露。"審査員を一般の人にしたらいい"という意見も耳に入っていることを明かした上で「プロが見てるという緊張感の中でエンターテインメントってすごく向上していくので。一般の人に向けての笑いばっかりやってると、絶対クオリティーは下がって行くと思うんですよね」と持論を述べた。

自身は「審査員をやりたいワケじゃない」が、2001年にM-1がスタートする時に島田紳助さんから。「お前に憧れて入って来た奴がいっぱいおんねんから、お前それやらなあかん」と言われたことで、これまで審査員を続けてきた。しかし、「でもいま考えたら、僕に憧れてる奴そんなにいないですから」と語った。

また、久保田と武智が泥酔状態で動画配信したことについて「お酒飲んでSNSすんなって皆言うんですけど、それはそれで変なかばい方だなと思って。いくらお酒飲もうが、全く思ってない事言わないですからね。そこはごまかしたらいけないなと思います」と厳しく指摘し、「スーパーでサーモンとトロはしばらく買わないです」と笑わせた。

騒動の発端となったのは、今回のM-1で7位だった武智が放送後に配信したインスタライブでの動画。昨年のM-1王者の久保田が泥酔した状態で登場し、名指しはしないものの審査員の上沼に対して「自分目線の、自分の感情だけで審査せんといてください」などと厳しく批判。撮影していた武智も相づちを打っていた(動画はすでに削除済み)。2人とも4日に自身のツイッターで上沼に謝罪、その後はまったく更新していない。

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