エルビス・プレスリーの信号機がドイツに出現。いったいなぜ?

プレスリーとの意外な縁があった

アメリカの伝説的なロックンロールスター、エルビス・プレスリーさんのシルエットをあしらった信号機が、ドイツ中部の都市フリートベルクに出現した。CNNなどが12月7日、伝えた。

1955年ごろのエルビス・プレスリーさん
1955年ごろのエルビス・プレスリーさん
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ユーロニュースによると、フリートベルクはプレスリーさんがアメリカ軍に徴兵されていた1958年~1960年に駐在していた場所。そんな縁が今回の信号機の設置につながった。

街のあちこちにはすでに、プレスリーさんの名前がついた広場や彼の銅像もある。

信号機は、青と赤の色がそれぞれプレスリーさんのシルエットになっており、青はつま先立ちした独特のポーズ、赤はスタンドマイクを握って歌っている姿になっている。

つま先立ちしたプレスリーさんの姿をかたどった青信号
つま先立ちしたプレスリーさんの姿をかたどった青信号
YANN SCHREIBER via Getty Images
スタンドマイクを握る姿のプレスリーさんのシルエットになった赤信号
スタンドマイクを握る姿のプレスリーさんのシルエットになった赤信号
YANN SCHREIBER via Getty Images

「プレスリー信号機」は3カ所に立てられており、計画を主導した地元議員はCNNの取材に「街を訪れた人にとってアイキャッチなものになれば」と答えた。

プレスリーさんはロックンロールの創始者の一人として世界的な人気を博した。歌手としてだけではなく、映画にも多数出演した。1977年、42歳の若さで亡くなった。

フリートベルクにはプレスリーさんの銅像なども点在している
フリートベルクにはプレスリーさんの銅像なども点在している
YANN SCHREIBER via Getty Images

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