わずか10日間で100億円を使い切り、当初予定を大幅に前倒ししての終了となったPayPayのキャンペーン。20%という驚異的な還元率に加え、一定確率で全額還元という"バラマキ"は世間の関心を集め、朝のTVニュースでも取り上げられるなど、認知度向上において華麗なる成功を収めたように見えます。
この"バラマキ"は、かつてADSLモデムをばら撒いた孫正義氏の手法を彷彿とさせるもの。またPayPayはソフトバンクとヤフーの合同出資会社ということもあり、同キャンペーンの仕掛け人が気になります。
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これについて、ヤフージャパン執行役員の小澤隆生氏はNewsPicks上にコメントを投稿。100億円祭りについて『孫さんを中心に、ソフトバンク・ヤフーで"ああでもない""こうでもない"と話し合った末のキャンペーンです』と明かしました。
次回のキャンペーン「もう少し長い間使えるように」
また、次回以降のキャンペーンに関するヒントも残しました。小澤氏は『予想より相当早く終了しましたし、決済単価も相当高くなりました』とコメント。そのうえで、次回以降は『もう少し長い間、身の回りでたくさん使っていただきたいと思っていましたので、そのあたりを意識したものにします』と語っています。
期間中に頻発した障害については『特にシステム障害は決済システムとして許されることではありません。今後、お客様の信頼を裏切らないように、しっかりと見直してまいります』とコメントしました。
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(出典:NewsPicks)
(2018年12月14日Engadget日本版「PayPay、100億円祭りは「孫さんを中心に決めた」──ヤフー執行役員が明かす」より転載)
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