「家の裏でマンボウが死んでる」が現実になったと話題に。福岡市内の川で発見

博物館で冷凍庫に収まり、あとで標本になる予定だという。

家の裏でマンボウが死んでる」という初音ミクの曲があるが、似たようなことが実際に起こるとは......。年末のネットに激震が走った。

福岡市内の住宅地を流れる川に、マンボウの死体が打ち上がっている写真がTwitterに投稿されたのだ。

「石鹸@趣味垢用」さんが撮影したヤリマンボウの写真
「石鹸@趣味垢用」さんが撮影したヤリマンボウの写真
Twitter/hg0zt

撮影者は、近隣に住む「石鹸@趣味垢用」さん。樋井川の草香江(くさがえ)新橋で12月28日朝、自転車で通勤中、信号待ちで気づき、撮影したという。同日投稿したところ、3万8000回以上もリツイートされた。(29日現在、ツイートは非公開)

このマンボウは、石鹸さんの写真をもとに、28日中に魚類研究者とみられる「 マンボウ拾ったひと」さんが、樋井川から回収した(写真はこちら)。マンボウ科のヤリマンボウと見られるという。博物館で冷凍庫に収まり、形態の測定後、標本になる予定だ。

樋井川では12月22日に、珍しい水中生物が川を上流に向かって泳ぐ様子が撮影されていた。ネット上では「マンボウではないか?」と話題になっていた。

■撮影者「ぜひ研究に役立ててほしい」

冒頭の写真を撮った石鹸さんは、ハフポスト日本版の取材に以下のように答えた。

--- 見た瞬間はどう思いましたか?

人形かとおもいました(笑)

--- 周辺には住宅などありましたか?

住宅地ですかね、、、近くに小学校があります。

--- 今回のツイートを見た研究者の方が、マンボウを回収されたようですが、この素早い動きをどう感じましたか?

さすがだなって思いました。ぜひ研究に役立ててほしいです。

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