RENA選手、RIZINの試合中止。前日の計量直前に倒れる。シュートボクシングの世界女子フライ級王者

「悔し泣きしているRENAちゃんを見て私も涙が出ました」とMIO選手
RENA選手のプロフィール。シュートボクシング協会の公式サイトより
RENA選手のプロフィール。シュートボクシング協会の公式サイトより
shootboxing.org

さいたまスーパーアリーナで12月31日に開催された格闘技イベント『RIZIN.14』で、5カ月ぶりの復帰戦となるはずだったRENA選手の試合が急きょ中止された。シュートボクシング協会が公式サイトで発表した

RENA選手はシュートボクシング世界女子フライ級王者。第1試合でサマンサ・ジャン=フランソワ選手と対戦する予定だった。

しかし、30日に計量に向けて体重調整をしていた際に倒れて、病院に搬送された。各種検査の結果、過度の貧血および脱水症状と診断された。ドクターの判断により脱水状態の回復のために点滴を受けていたが、本来の計量時間に間に合わなかったために、失格となっていた。

その後、試合成立に向けて調整していたが、大会開始前にRIZIN・榊原直行代表が記者会見を行い、RENAの試合中止を発表した。RENA選手の体調回復状況、ドクターの診断を含めて判断したという。

日本女子ミニマム級王者のMIO選手は30日、公式Twitterに病院に搬送されるRENA選手の写真をアップした。生理周期と減量が重なって苦しんでいたことを明かした上で、「悔し泣きしているRENAちゃんを見て私も涙が出ました。とにかく早く回復してほしい」と結んでいる。

注目記事