箱根駅伝、駒澤大学の次走者がスタート地点にいないハプニング しばらくたすきを渡せず

大東文化大学は、第1走者がスタート直後に転倒するアクシデントに見舞われました。
一斉にスタートする各校の往路第1走者=1月2日、東京・大手町
一斉にスタートする各校の往路第1走者=1月2日、東京・大手町
時事通信社

新年恒例の箱根駅伝が1月2日午前、往路のスタートを切った。

大東文化大学の第1走者がスタート直後に転倒したり、駒澤大学が1区と2区の中継所でたすきがしばらく渡せなかったりと、序盤からアクシデントが相次いだ。

箱根駅伝の公式動画によると、たすきが渡せないハプニングが起きたのは鶴見中継所。各大学の1区の走者がたすきを渡す中、駒澤大学はトップと9秒差の7位で中継所に入ったが、2区走者がスタート地点にいなかった。

動画には、1区走者が周囲を見回し、困惑したような様子が映っており、実況もこの予想外のハプニングに「たすきが渡せない」「相手を探している」と伝えた。

約10秒後、第2走者が現れてスタートしたが、その間に2校に抜かれてしまい、駒澤大学は順位を9位に下げた。

日刊スポーツによると、大東文化大学の第1走者は、スタートして数百メートルで転倒。途中、苦悶の表情を浮かべたり、足を引きずったりしながら1区を走りきり、22位でたすきをつないだ

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