1万6千ドル⇒675ドルで航空券の販売ミス。航空会社が大人の対応。

Twitterで「このチケットでの搭乗をお待ちしています」
キャセイパシフィック。2017年3月22日、香港国際空港
キャセイパシフィック。2017年3月22日、香港国際空港
Bloomberg via Getty Images

1万6000ドルの航空券を675ドルで販売してしまった会社がある。

2019年1月2日、香港を起点とする英国系航空会社「キャセイパシフィック」は、2019年8月のベトナムとニューヨーク間のビジネスクラスのチケットを675ドル(約7万3千円)で発売した。

この時期(7〜9月)のビジネスクラスは、1万6000ドル(約174万円)だ。

BBCによると、12月31日頃から旅行ブロガーの間で話が出回りはじめ、航空会社は該当チケットの販売を中断した。

すでに販売されたチケットはどうなるのだろうか。

「キャセイパシフィック」は2019年1月2日、Twitterで「幸せな2019年になりますように」「1月1日にすごいサプライズな大特価で購入した方々も幸せになってください。私たちがミスをしましたね。ですが、このチケットでのご搭乗をお待ちしています」と投稿した。

ハッシュタグには「#promisemadepromisekept(約束して約束を守った)」と書かれている。

ベトナム-ニューヨーク間だけでなかった...

これに限らず、様々な路線のチケットが低価格で販売されていたことが分かった。

ガーディアンによると、「One Mile at a Time」というブロガーは、ハノイからバンクーバーまでのファーストクラスを988ドル(約11万円)で購入した。本来なら1万8000ドル(約200万円)程度の座席だ。

キャセイパシフィック側は今回の出来事で、ビジネスやファーストクラスを廉価で購入した人が何人かは明かさなかった。

サウスチャイナ・モーニング・ポストが追跡したところによると、計11人が18のビジネスまたはファーストクラスの航空券を予約した。彼らは通常54万ドル(約6000万円)のチケットを合計2万1700ドル(約240万円)で買ったという。

ハフポスト韓国版から翻訳しました。

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