”爆毛赤ちゃん”がパンテーン広告出演 

近藤サトと共演「#HairWeGo さあ、この髪で行こう。」
パンテーンの広告に出演した爆毛赤ちゃん
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社
パンテーンの広告に出演した爆毛赤ちゃん

話題の"爆毛赤ちゃん"広告出演 共演の"グレイヘア"近藤サトと「さあ、この髪で行こう」

髪の毛がふさふさの"爆毛赤ちゃん"として話題の「babychanco(ベイビーチャンコ)」と今年流行語大賞にノミネートされた"グレイヘア"の象徴として注目された近藤サトが、P&Gが展開する1945年に生まれたヘアケアブランドの「パンテーン」の広告に出演することが決まり、きょう7日にビジュアルが公開された。

爆毛赤ちゃん「babychanco」は、昨年5月から母親がインスタグラムで写真や動画の投稿をはじめたところ、海外で話題に。日本でもNHKをはじめとしたメディアが取材した。一方、近藤は、染めない、隠さない"グレイヘア"が、多くの女性の賞賛を得た。そんな、髪で話題となった2人が「2019年。さあ、この髪で行こう。」のキャッチコピーのもと、初共演を果たした。

都内の撮影スタジオで、近藤と「babychanco」が初対面。慣れない場所での撮影に、ちょっと緊張気味の「babychanco」だったが、近藤に髪の毛を撫でてもらうなどして、落ち着きを取り戻し、笑顔で撮影は進行した。

近藤は、髪を束ねた姿と流した姿、さまざまなスタイルを試しながら「赤ちゃんとの撮影は緊張する。まるで孫と一緒に撮影しているみたい」と楽しみ、「babychanco」について「爆毛を個性・自分らしさと捉えるかどうかは、彼女自身が今後の歩んでいくなかで向き合ってほしい。彼女にも『選択肢がある』ということに気づいてもらえたらいいのではないでしょうか。これからの成長が、1人のファンとしてもたのしみです」と語った。

パンテーンの担当者も「近藤サトさんと『babychanco』は、無意識に『こうあるべき 』という固定観念にとらわれることも多い中で、自分を表現するさまざまな選択肢があること、個性を愛すればすてきなことが起こるということを、髪を通じて教えてくれた存在です」とコメント。

"グレイヘア"も"赤ちゃん"も広告モデルとしてコラボレーションすることは「パンテーンにとっても大きなチャレンジであり、意思表明であると感じています。2019年、新たな1年のスタートにあたり、1人でも多くの方々が『#さあこの私で行こう』と一歩踏み出す勇気を後押ししていけたらと思います」とメッセージしている。

そもそも「babychanco」とのコラボレーションのきっかけは、アメリカの娯楽雑誌『People』において「babychanco」が「Get this kid a Pantene ad!(この赤ちゃんはパンテーンの広告に出演すべきだ!)」と紹介された記事を、パンテーンの責任者が偶然発見したことがきっかけでプロジェクトが実現。

その個性的な"爆毛"を通じて、世界中の多くの人々に個性や違いを愛することの大切さを教えてくれた彼女の存在は、パンテーンが掲げるブランドメッセージ「#HairWeGo さあ、この髪で行こう。」と重なったとして、彼女の1歳の誕生日である、先月23日に、祝福の気持ちを込めたスペシャルムービーとしてパンテーンから贈っていた。

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