ダウン症のモデルと知られるケイト・グラントさんが、人気コスメブランド「ベネフィット」のブランド大使に就任することになった。オーストラリアのニュースサイトnews.com.au などが報じた。
報道によると、グラントさんは北アイルランド出身の20歳。スーパーモデルを夢見て活動している。Instagramでアイライナーを抱えてポーズをとっている写真がネット上で評判になっていた。
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今後は「大使」として、約30カ国にわたって約2000店を展開する「ベネフィット」のブランドを背負って活動することになるという。
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海外メディアMetro UKのサイトによると、グラントさんの母親は、次のような趣旨のことをに話している。
「私は彼女の前向きな姿勢が好きで、母親として常に側で支えていきたい」。
「彼女はきっとこう言うでしょうーー『私はダウン症によって定義されない。私はケイトです』」。
ここ数年、世界的に有名なブランドが、多様なモデルを起用する動きが広まっている。画一的な宣伝をやめ、本当の美しさとは何かを、消費者と一緒に探っているようだ。