大坂なおみ、接戦の末に決勝進出。次は世界ランク1位をかけたクビトバ戦  

「次の試合、頑張ります!」日本語で日本のファンにメッセージをくれました
全豪オープンで決勝進出を決めた大坂なおみ選手
全豪オープンで決勝進出を決めた大坂なおみ選手
ロイター通信

テニス・全豪オープンは1月24日に行われた女子シングルス準決勝で、世界ランキング4位の大坂なおみ選手(日清食品)が同8位のカロリナ・プリスコバ選手(チェコ)にフルセットの末に下し、決勝進出を決めた。

1月26日に行われる決勝は、ペトラ・クビトバ選手(チェコ)と対戦する。

昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝、そして世界ランキング1位をかけた大一番となる。

■接戦を制した

手に汗を握る接戦。大坂選手の精神的な強さが光った。

第1セットは、大坂選手が6ー2で先取。第2セットは大坂選手が先にブレークするも、直後の第2ゲームでプリスコバ選手にブレークバックを許し、6ー4で奪われた。イライラした様子で迎えた最終セット。

リードされて迎えた第2ゲームを接戦の末にもぎ取ると、第3ゲームでブレークに成功。その後は、落ち着いて試合を進めた。ラスト、ラケットを両手で祈るようにはさんで天を仰いだ大坂選手は、6ー4で勝利が決まると小さくスキップして喜んだ。

■日本語で何と言ったかは・・・「内緒(照)」

試合終了後のインタビューでは、「日本で仕事を中断して応援しているみんなにメッセージを」と言われ、「みなさん、応援ありがとうございます。次の試合、頑張ります。ありがとう」と日本語で呼びかけた。「何と言ったの?」と尋ねられると、「内緒です」と照れ笑い。大一番を制した後でも、最後はいつもの大坂なおみ選手だった。

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