「先生に胸を触られた」小6女児が提訴 教諭側は否定

訴状によると、児童は1人でトイレを掃除していた際、男性教諭に複数回にわたって服の中に手を入れられ、胸を触られたと訴えている。
記者会見で公開された女子児童の手紙のコピー(一部)
記者会見で公開された女子児童の手紙のコピー(一部)
朝日新聞社

「先生に胸を触られた」小6女児が提訴 教諭側は否定

小学校の30代の男性教諭から胸などを触るわいせつ行為を受け、学校に行けなくなったとして、千葉県内の公立小学校6年の女子児童と両親が30日、男性教諭と同校を運営する地元自治体、県を相手取り、計約1千万円の慰謝料、損害賠償を求めて千葉地裁に提訴した。

女子児童側の代理人の弁護士によると、教諭は地元自治体の教委の聞き取りに対し、あごや肩を触り、脇をくすぐったことは認めたが、「励ますつもりだった」と説明し、胸を触ったことは否定しているという。

訴状によると、女子児童は5年生だった一昨年9月ごろから、校内で男性教諭に脇やあごをくすぐられるようになったという。昨年2月には、1人で女子トイレを掃除していた際、男性教諭に複数回にわたって服の中に手を入れられ、胸を触られたと訴えている。

地元自治体の教育委員会は朝日新聞の取材に「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

(朝日新聞デジタル 2019年01月30日 23時12分)

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