海外でルームシェアって、最高!~マレーシア・女性編~

マレーシアで実際にルームシェア生活をしている日本人女性ふたりにインタビューをしました。

こんにちは! 皆さんは海外で就労することになったら、一人暮らし、ルームシェア、どちらを希望しますか?

今回は、マレーシアで実際にルームシェア生活をしている日本人女性ふたりにインタビューをしました。

シェアメイト良し! セキュリティ良し! 立地良し! 眺め良し! 価格よし! のすべてが揃ったマレーシアでの生活の実態が聞けたので、ご紹介します。

1. Y.Oさん(25歳女性)

-シェアメイトはどんな方でしょうか?

マレー系20代女性、中華系20代女性、イギリス国籍の40代の女性、私の4人です。

-どうやって今のお部屋を見つけましたか?

iBilikというウェブサイトから見つけました! このサイト、立地選択はもちろんのこと、相手の条件も「女性のみ」や人種なども選べ、とても便利です!

-最寄り駅から家までの距離はどれ位ありますか?

徒歩30秒くらいです。

-通勤時間はどれくらいかかっていますか?

KLの中心地に職場があり、ドア toドアで20分圏内です。

-朝の電車の混雑具合はどのような感じですか?

日本の満員電車のようにすし詰め状態です。人が多すぎて、2本くらい乗車を見送る日もあります。

-なぜルームシェアを選んだのですか?

マレーシアに来た当初は一人暮らしがしたくて、人材会社の方に家も斡旋してもらいましたが、いざ一人暮らしを始めると、寂しくて......(笑)。「人が居る」温もりが恋しくてルームシェアに転換しました。

-車がないと不便ではありませんか?

電車だけでなく、タクシーもアプリを使ってすぐ捕まるので不便さはそんなに感じません。仕事は営業職ですが、会社からドライバーさん付きの社用車が出るので営業回りもバッチリです。

-家賃はずばりおいくらでしょうか?

高熱費やインターネット代など全て込みでRM1000/月です。(約25000円。2017年2月28日現在)

-ルームシェアって、光熱費も家賃に含まれるのでしょうか?

物件によって家賃と光熱費が別のところもあります。後で誤解の無いよう、契約時の確認が必要ですね。

-ルームシェアして良かったことは何ですか?

話し相手が傍にいること、体調が悪いときに助けてくれること、マレーシア人の生活習慣の違いを肌で感じることができるところ。

以前、急に激しい腹痛に襲われた時も、シェアメイトが夜中にも関わらず病院を探して、車で連れて行ってくれました。しかもシェアメイト総出で。原因は膀胱炎でした。診察を受けて午前2時にみんなで帰宅しました。本当に救われました。

-どんな時、マレーシア人との生活習慣の違いを感じますか?

みんな、テレビの音がやたら大きい気がします。あと、噂通り、中華系の人は本当に自宅で料理を作らないということが分かりました(笑)。

-今までルームシェアをして困ったことはありましたか?

豚肉とアルコールの使用がNGなこと! 最近マレー系の女性が入居してきて、オーナーさんから「今後は家で豚肉とアルコールは使用しないでね」という連絡がありました(宗教上の理由)。

-マレーシアで日本人以外の人とルームシェアをしようと思っている人へのアドバイスをお願いします!

当たり前のことですが、気に入った物件は実際に足を運んで見る、決める前にオーナーさんにシェアメイトを紹介してもらうなど、よく調べて選ぶことをおススメします。

私は当初、マレーシアでのルームシェアには抵抗感がありました。シェアメイトがどんな方なのかまったく分からなかったので、不安でした。経験者に聞いても、やはり「当たりはずれ」はあるようです。私はシェアメイトに恵まれたので、楽しく安全に暮らすことができています。

2. Mさん(20代女性)

-シェアメイトはどんな方でしょうか?

同じ職場の日本人の女性とふたりシェアしています。

-最寄り駅から家までの距離はどれ位ありますか?

徒歩5分です。駅近ですが、仕事などで夜遅くなる時は、駅から歩かず会社からタクシーで帰ったりします。

ー通勤はどうしていますか?

普段は電車を利用しますが、徒歩でもいけます!

-どうやって今のお部屋を見つけたのでしょうか?

もともとお互いルームシェアのつもりは無く、一人暮らし用の部屋を探していました。情報収集のつもりで、どちらかが物件見学する際にふたりで行っていたんです。

たまたま今の部屋もふたりで訪れ、家賃、立地、シャワートイレがそれぞれの部屋にあること、清潔感など条件が合い、「ここならルームシェアもOKだね」という話になり、シェア生活が始まりました。

-実際住んでみていかがですか?

住み心地はとてもいいです。1年ごとの契約なのですが、更新もしました!

-車がなくて不便ではありませんか?

いわゆる都心に住んでいるので、電車やタクシーで十分です。旅行などで地方に遊びに行く時は車のある友人に便乗させてもらいますし、仕事は内勤なので車は必要ありません。

-日用品はシェアしていますか?

調味料は大きいものを買ってシェアしていますが、食材は別々に購入しています。トイレットペーパーはなんとなく気付いたほうが買ってきて、掃除も気付いたほうがするという、日本人ならではの空気感で生活しています。

-ずばり、家賃はおいくらでしょうか?

ひとりRM1350/月です(約34000円)。Wi-Fi代RM200/月や、水道代、電気代、ガス代は毎月きっちり折半しています。

-お部屋で気に入っているところはどこですか?

自分の部屋! それぞれの部屋にシャワーとトイレが付いているのでとても楽です。

-ルームシェアで困ったことはありますか?

洗濯機がひとつなので、洗濯するタイミングが被ると、ちょっと困るくらいかな(笑)。

-マレーシアでルームシェアをしようと思っている人へのアドバイスをお願いします

私は家を決めるまで、知人の紹介や業者からの斡旋で5~6件は内見しました。最初は一人暮らしを考えていましたが、ルームシェアにしたのは同居人への信頼感があってこそ。全く面識の無い人より「日本人」という安心感もありましたし、特に高熱費の折半などお金の話になったときにもめることもないので、ストレス無く暮らせています。共同生活を楽しめる、もしくは気にならないという方にとって、ルームシェアはアリだと思いますよ!

まとめ ~インタビューを終えて

ふたりとも、ルームシェアの良いところを活かした生活をされていて、充実感がひしひしと伝わってきました。

Y.Oさんの、マレーシア人との共同生活は、今ここでしか得ることができない経験でしょうし、Mさんは自宅からツインタワーが見える超高層マンションに住んでいる(上の画像)とあって、誰とどこでどんな風に暮らすか選べる自由があるのも、マレーシアの魅力のひとつだと感じました。

おふたりとも、ありがとうございました!

ライター

日野恵美

1987年5月25日生まれ。東京都出身。神田外語大学韓国語学科卒業後、物流商社にて4年間勤務。ラーメンからミサイルまで扱う幅広さと、世界とつながる商業輸送という分野が好きで国際輸送のプロフェッショナルになるべく、2015年に来馬。好きな言葉は「Think globaly,Act localy」。

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