【マレーシア留学】意志をもって留学へ!自分の基準で留学先を選ぼう

自分なりの基準をもって留学先を選ぼう。留学先を迷われている方は、「こうしたい!」「これだけは嫌!」と思う基準をもつと、留学先の取捨選択ができるはずです。

こんにちは! AYU(アイユ)です。ABROADERSで記事を執筆して以降、光栄にも多くの方々からご連絡をいただいています。皆様、ありがとうございます!

その中の質問で特に多いのが「マレーシアをなぜ留学先に選んだのか」ということ。

そこで今回は、マレーシア留学を決意した理由についてお伝えしようと思います。

ドタバタな留学準備

私がマレーシアに留学したのは、大学3年生の11月から約10ヶ月間。しかしマレーシアに留学しようと思い立ったのは、渡航1ヶ月前の10月上旬でした。

就職活動前に留学したかったことや、休学との兼ね合いもあり、何とかこの時期に留学生活を始めようと思った私は、手続きや準備でとにかく大忙し!

両親や大学の先生への説明、予算算出、そして大学の休学やビザ取得の手続きなどを無事に済ませ、なんとかマレーシアへと出発したのです。

12月末までは語学学校へ通い、翌年1月からはINTIインターナショナル大学(INTI International University & College)ビジネスコースに進学。

こちらの大学は確実にビザ取得が可能という点が、決断理由の大きなポイントでした。

「そこまで周りを振り回して(笑)、どうしてマレーシアに行きたかったのか?」と尋ねられることも多いのですが、主な理由は3つあります。

1.わかるようでわからない東南アジアの現場を知りたい!

「アジアのリアルを知りたい」という想いは、私の最も強い原動力でした。新卒海外就職でマレーシアを選んだ理由にも繋がりますが、以前から関心をもっていた「不足した生活」を自分が送ることはできるのかどうか、就職前にきちんと経験したいと思ったからです。

3月11日の東日本大震災時、私は地元福島の高校生だったのですが、その際に経験したのは「制限のある生活」でした。

そのため震災以降、「生きることだけに必死になる毎日」を送る世界中の人々のことを考えるようになり、次第に途上国や新興国に興味をもつようにもなっていったのです。

当時は大学の講義やゼミの企業分析、そしてテレビなどで「近年東南アジアはどの産業も注目している市場」というフレーズを聞かない日はありませんでした。

しかし、私がふと疑問に思ったのは「実状を知っている人は一体どれだけいるのか」ということ。

「東南アジアが注目すべき市場」という情報や知識はあるけれど、その実態を知らないことに対する危機感がきっかけで、私は東南アジア留学を視野に入れ始めたのです。

「東南アジア」と一言でまとめたとしても、人口構成や文化、宗教、歴史、人々の嗜好は本当に様々。

現地の人々の生活の実状はどうなのか。

自分自身ができることは何なのか。

自分と彼らの違いや共通点は何なのか......。

確かに、知識を得ることはとても大切です。

しかし正直なところ、東南アジアに対する関心が強いこともあり、日本で勉強しているだけではアジアの現状を知ることはできないと感じました。

こうして自分の目で現地を確かめたいという想いに駆られた私は、旅行だけでは見えてこない生活や日常を知るため、東南アジア圏への留学を決断したのです。

2.マレーシアにあふれる多様性を吸収したい

留学先検討中には本当に様々な国を調べてみたのですが、「マレーシア」を知った時に感じたのは「ここだ!」と直感でした。

マレーシアの民族はおおまかに、マレー系7割、中華系2割、インド系1割弱と分類することができます。

イギリス文化はもちろんですが、他にもエジプトやサウジアラビア、そしてトルコなど様々な国や地域の文化も現地に根付いているのです。

マレーシアに留学すれば、アジアはもちろんのこと、アラブやインドなど様々なバックグランドをもつ人々のことを知るチャンスに恵まれるかもしれない!

「多様性にあふれている」というこのような特徴は、留学先の魅力としてとても大きいと感じました。

そして「世界中のご飯が食べられる」と聞き、食べることが大好きな私にはもってこいの場所だと確信......(笑)。

留学中には食の相性が本当に重要だと痛感したので、この勘もあながち間違ってはいませんよ(笑)。

3.共通言語は英語だから安心!

マレーシアにはマレー語が話せない中国人やインド人、そして外国人もたくさんいるため、英語が共通言語となっています。

日常生活を送るにあたり「留学先が英語圏」ということは、とても安心できる点だと感じました。例えば病気にかかった時でも病院では英語が通じるので、なんとか対応することができます。

基本的にはマレーシアに住む人々の母国語が英語というわけではないので、発音や文法の間違いに対する寛容性を多くの人がもち合わせているのも、嬉しいポイントのひとつ。

英語力が多少不安な方でも、肩の荷を下ろして会話に挑めるはずです。

そして治安やビザ取得などの点も考慮し、マレーシアをベストな留学先として選択。他にもマレーシア留学の魅力には、予算が安く済むことや、イギリスと同じカリキュラムで勉強できることなど、たくさんあります。

自分なりの基準をもって留学先を選ぼう

留学先を迷われている方は、どんなに些細なことであったとしても、「こうしたい!」「これだけは嫌!」と思う基準をもつと、留学先の取捨選択ができるはずです。

次回以降の記事では、留学前の準備や実際にどのような留学生活を送ってきたのかについて、リアルにお伝えしていきたいと思います。

皆様がご自身にあった留学プランを見つけるきっかけになることができましたら、嬉しい限りです!

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ライター

渡部葵

東北出身。漬け物とナシレマ、そして韓国とおしゃべりが大好きな女子大生。東日本大震災の被災経験から官民両者の存在価値や企業努力に関心をもち、政策科学部へ進学。在学中はベトナム金融情勢の研究や日本企業の経営戦略・財務分析等を学ぶとともに、1年弱のマレーシア留学を経験。来春からいよいよマレーシアにて新社会人生活スタート! Instagramも更新中です。

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