BLOG
2017年12月22日 08時09分 JST | 更新 2017年12月22日 08時09分 JST

話題になっているマインドフルネスをやってみたら、変なクセを見つけちゃった

数字、数字、数字…。

AKI HAYASHI/Arisa Ido

新卒入社から2年間、土地を売買する仕事をしていました。

毎週、あらゆる不動産情報をかき集めて(宅配ボックスに入っているマンションチラシも!)、データを蓄積。このエリアの坪単価が少しずつ上がっている。この地域は人気がない。この土地を買ってマンション建てたら、利回りはいくらか。全部、数字で評価していました。

ハフポスト日本版に転職して、ブログエディターとして働いている今、1200人以上が登録するブログシステムから毎日20本以上記事を掲載。どの記事にも、閲覧数、SNSのいいね!数、リツイート数、シェア数が表示され、1秒ごとに数字が計算されます。

私は、大学の文系学部を卒業しました。あまり数字とは縁がない世界を過ごしていました。しかし、社会人になって「数字」はなくてはならないものに。複雑で細かい計算をすることはなくても、パソコンの画面のどこかには必ず、数字が現実を映し出していました。

こんなに自分が「数字」という評価軸に翻弄されていることに気づいたのは、先日あるイベントを開催したためです。本屋とフィットネス・ヨガスタジオが併設された「TSUTAYA Conditioning」で行われた、ハフポスト日本版Ladies Be Open「ココロとカラダのサインに気づく、マインドフルネスを学ぼう!」というイベントです。

tsutaya conditioning
本に囲まれたスタジオ

私は、今話題になっている「マインドフルネス」にずっと興味がありました。しかし、「瞑想」というイメージ以外、あまりよく知りませんでした。なぜスティーブ・ジョブスや数々の著名な人がはまっていくのか...。1万人以上をカウンセリングした経験のあるマインドフルネストレーナーの渡辺清乃さんに登壇してもらうことになりました。

AKI HAYASHI
登壇者の渡辺清乃さん

当日、渡辺さんから学んだことを少し紹介します。

そもそも、マインドフルネスってなに?

実は、マインドフルネス=瞑想ではありません。

瞑想は、マインドフルネスの方法の一つです。

マインドフルネスとは、以下の3つの状態を作ることを表しています。

KIYONO WATANABE

読んでも、よく意味がわかりませんよね。

では、3分間だけ目を閉じて、心を落ち着かせてみてください。

どんな考えが頭をよぎりましたか。そもそも、集中できましたか。

「今」の自分に注意をはらうことは、案外難しいことです。

私が実際にやってみて

Aki hayashi
うまくできるのでしょうか...

私は、イベント中に実践した瞑想で思いもよらない思考をしていました。なんと、勝手に頭が参加者の人数を数えていたのです。何も考えないで、自分の呼吸に集中しよう!と決めたのに、1列に〇〇人座っているから、〇〇列あると...。という風に脳みそが勝手に計算を始めていました。

しかし、計算結果が出る前に、別の自分が出てきて「こらこら、何も考えちゃいけないよ」と自分を戒め始めたのです。計算を始めた自分は、何だか罪悪感でいっぱいに。

そんな2人の小さな自分の思考パターンに気づいた頃、3分間の瞑想の時間が終わりました。

「雑念を消さなくちゃ!と思った方はいますか?無意識にダメ出しをしているのかもしれませんね。評価・判断をわきに置いて、雑念もそのまま観察してみてください」と渡辺さん。

私だ!大きく手を挙げようとしましたが、そっと心にしまいました。

思ってもみない「思考パターン」を発見できて、なんだか心はワクワクしました。イベントの後も、こんなに「数字」に支配されやすい自分っていつから存在していたんだろう、とベッドの中でもぐるぐると考え、不動産業やメディアで一生懸命働いている自分に気づいたのです。

あなたの「思考のクセ」を見つけてみよう

私の場合は、「数字」でした。文系の自分とは無縁だと思っていた世界が、実は頭の中を駆け巡っていたのです。それは、不動産で働いていた時からの「クセ」だなと気付いたのも、今。

「上司に報告するときは、必ず計算機を持ちなさい」「外部に伝えるときは、メッセージだけじゃなくて数字を」どちらも社会人になってから教わった言葉です。私はいつしか、便利な「数字」で支配されていました。

しかし、数字以外の評価軸も大切なはず。数字では表せない感情、思い、そして経験...。

自分の中に「軸」を複数持つことは、もっと自分の表現を豊かにしてくれるかもしれません。

私は、「マインドフルネス」のイベントからこんなことを学んだのでした。

あなたは、どんな「思考のクセ」がありますか。

まだ考えもしなかった自分に出会うために、「好奇心」を持って実践してみてはいかがでしょうか。

aki hayashi
登壇者の渡辺さんと参加者と記念写真

​​​​​​​​​​​​​​

lbo

ハフポストでは、「女性のカラダについてもっとオープンに話せる社会になって欲しい」という思いから、『Ladies Be Open』を立ち上げました。
女性のカラダはデリケートで、一人ひとりがみんな違う。だからこそ、その声を形にしたい。そして、みんなが話しやすい空気や会話できる場所を創っていきたいと思っています。
みなさんの「女性のカラダ」に関する体験や思いを聞かせてください。 ハッシュタグ #ladiesbeopen も用意しました。 メールもお待ちしています。⇒ladiesbeopen@huffingtonpost.jp