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小林恭子

在英ジャーナリスト、メディア・アナリスト

英国や欧州のメディア事情や、ネット時代のメディアの未来、電子書籍の可能性などについて、新聞業界紙や朝日新聞社「Journalism」などに寄稿。著書に『英国メディア史』(中央公論新社)、『日本人が知らないウィキリークス』(共著、洋泉社)。筆者のブログは「小林恭子の英国メディア・ウオッチ」。
「イギリスにおける国家機密と報道の自由について」(1) メディア周辺のことを考えてみよう

「イギリスにおける国家機密と報道の自由について」(1) メディア周辺のことを考えてみよう

日本のメディアについての不平不満や批判をネット空間でよく目にする。何かについての批判、不平不満が表明されることは普通だろうが、時として、いわゆる既存メディア(ここでは新聞や大手テレビ局)とネット空間とを必要以上に敵対させるような議論が目に付く。あたかも二者択一の問題であるかのような論の進め方がある。つくづく、つまらないなあと思う。
2014年04月26日 10時27分 JST
クレムリンに自分流儀で抵抗したラジオ・アナウンサー

クレムリンに自分流儀で抵抗したラジオ・アナウンサー

急速に展開するウクライナ情勢。ウクライナ南部にあるクリミア自治共和国では11日、ウクライナからの独立を宣言する文書を議会が採択した。16日の住民投票後、クリミアが独立した主権国家になる可能性もあり、目が離せない状態となっている。
2014年03月13日 15時22分 JST
東日本大震災3周年に寄せて

東日本大震災3周年に寄せて ―メディア報道に向けられた課題とは

3年前の3月11日朝。英国の自宅にいた私は家人に体を揺り動かされて、目覚めた。「日本で大変なことが起きたよ。大きな事故だ」。眠気がおさまらず、こんな言葉をぼうっとして聞いた。事故、大きな事故―?「東京でも、電車がみんな止まっている」。この言葉でベッドから飛び起きた。
2014年03月11日 17時04分 JST
グーグルの広告ビジネスをざっと見る

グーグルの広告ビジネスをざっと見る

メッセージングアプリ、ワッツアップをフェイスブックが巨額で買収することになり、大きなニュースとなった。グーグルもワッツアップを買収する交渉をしていたといううわさが出た(グーグル側は否定)。世界で最も大きいネット広告の市場は米国だが、ここでシェアの奪い合いをしているネット企業といえば、グーグルとフェイスブックが視野に入ってくる。
2014年03月02日 01時02分 JST
ツイッターでプロのサッカー記者のふりをして世界を手玉にとった17歳の少年

ツイッターでプロのサッカー記者のふりをして世界を手玉にとった17歳の少年

ロンドンに住む17歳の少年ニック・ダロイシオ君が作ったアプリが米検索大手ヤフーによって巨額で買収され、世界をあっと言わせたのは、ちょうど1年前の昨年3月だった。 「巨額で買収された」、「あのヤフーに」という要素よりも、最も注目を集めたのは「17歳の少年が作った」という部分ではなかっただろうか?
2014年02月16日 02時56分 JST
秘密保護法成立で考える、権力に対するジャーナリズムの立ち位置

秘密保護法成立で考える、権力に対するジャーナリズムの立ち位置

日本で特定秘密保護法が成立したが、視点を日本の外にも広げると、いわゆる「NSA報道」とのからみが気になる。例えば、昨年6月から、元米中央情報局(CIA)職員エドワード・スノーデン氏のリーク情報により、米英の諜報機関の機密情報が複数の報道機関によって暴露されている。
2014年02月03日 22時06分 JST
欧州メディアと国家機密をめぐる報道 -日本の秘密保護法成立によせて(上)

欧州メディアと国家機密をめぐる報道 -日本の秘密保護法成立によせて(上)

昨年12月6日、安全保障に関する機密情報を漏洩した人への罰則を強化する特定秘密保護法が参院で可決され、成立した。野党側が審議の延長を求め、国会の外では法案に反対する多くの人が抗議デモに参加する中の可決となった。新年を迎えたが、秘密保護法についての議論が一部の国民の間では続いているように思う。
2014年02月02日 15時17分 JST
エフゲニー・モロゾフ氏によるネットの未来とプライバシー(5) 最終回

エフゲニー・モロゾフ氏によるネットの未来とプライバシー(5) 最終回

エフゲニー・モロゾフ氏の「すべてを解決するには、ここをクリックしてください -テクノロジー、解決主義、存在しない問題を解決しようとする欲望」から、抜粋を紹介してきた。今回が最終回となる。「私たちの敵は、テクノロジーの世界に住む、ロマンチックで革命的な問題解決者だ」という。
2014年01月14日 01時24分 JST
エフゲニー・モロゾフ氏によるネットの未来とプライバシー(3)

エフゲニー・モロゾフ氏によるネットの未来とプライバシー(3)

グーグルの検索では、アルゴリズムが不適切と判断したものは、検索結果にあがってこないことがある。 問題は、グーグルが自分たちは検索エンジンとして中立である、客観的であると主張する点だ。実はそうではないことを示す一つの例が、オートコンプリート機能だ。
2014年01月12日 16時39分 JST
エフゲニー・モロゾフ氏によるネットの未来とプライバシー(2)

エフゲニー・モロゾフ氏によるネットの未来とプライバシー(2)

東欧ベラルーシ出身のジャーナリスト、リサーチャー、作家エフゲニー・モロゾフ氏の新たな反シリコンバレーの本「すべてを解決するには、ここをクリックしてください -テクノロジー、解決主義、存在しない問題を解決しようとする欲望」から、その一部を紹介したい。
2014年01月10日 22時28分 JST
エフゲニー・モロゾフ氏によるネットの未来とプライバシー(1)

エフゲニー・モロゾフ氏によるネットの未来とプライバシー(1)

インターネットは必ずしもばら色ばかりの世界ではない、すべての情報がつながり、ネットに乗るということは、ネット上の行動が誰かに詳細に見られている可能性も意味するー。そんなことを広く実感させる契機となったのが、昨年から続いている、いわゆる「スノーデン事件」あるいは「米NSA(国家安全保障局)事件」だった。
2014年01月10日 00時58分 JST
安倍首相の靖国参拝 英メディアの報道は?

安倍首相の靖国参拝 英メディアの報道は?

安倍首相が26日、靖国神社を参拝した。英国のメディアはこれをどう報じたのだろうか?私はいま東京滞在中で、ネットで記事を読むぐらいなのだが、若干紹介してみたい。英BBCの報道の1つには、「中国が日本の安倍晋三首相の靖国参拝を非難」という見出しがつく。
2013年12月26日 22時51分 JST
誰が国家機密の報道範囲を決めるのか?

誰が国家機密の報道範囲を決めるのか?

この問いを、もし「誰が決めているのか」という問いに変えた場合、その答えは、「独立した民主主義国家であるならば、メディアが決めている」になるだろう。国家・政府側が好むと好まずにかかわらず、である。
2013年11月16日 00時08分 JST