映画館で映画を鑑賞するという行動が成り立つのは、そもそも社会全体に寛容性がなくては成り立たないのかもしれません。銃社会アメリカですら、大したボディチェックもなく映何百人が無防備な真っ暗闇の中で誰とも知れない連中と時間を共有するわけですから、他人を無条件で信頼していない限り無理なことです。
2014年01月15日 21時32分 JST
1995年に終結したボスニアの内戦からまもなく20年。昨年はサッカーのボスニア・ヘルツェゴビナ代表が初めてワールドカップ出場を決めるなど、様々な分野で紛争からの立ち直る同国の姿を感じ取れます。しかし同国の失業率は今でも44%と非常に高く、平均収入も350ポンド(5万9千円)と貧しい国です。
2014年01月13日 16時25分 JST
ハンナ・アーレントの提唱した「悪の凡庸さ」は、20世紀の政治哲学を語るうえで大変重要なものです。人類史上でも類を見ない悪事は、それに見合う怪物が成したのではない、思考停止し己の義務を淡々とこなすだけの小役人的行動の帰結として起こったとするこの論考は、当時衝撃を持って受け止められました。
2014年01月06日 02時02分 JST
色々と微妙な国際情勢の中、永遠の0が大ヒットしています。僕も見てきました。その題材から政治的論争に巻き込まれやすそうな(今なら特にそうかも)作品ですが、積極的にそれを推奨するような言説は出来るだけ避けたい所です。
2013年12月30日 20時30分 JST
地上波の民放5つの中で、特異なポジションにいるテレビ東京。時にテレビや新聞は他社と横並びな情報ばかりやるという批判を受けることもある中で、テレ東だけはそういう批判にさらされません。その我が道を行く姿勢は、ネットでもこういう風によくネタにされますね。
2013年12月23日 01時34分 JST
黒子のバスケ脅迫事件の容疑者がようやく逮捕されたようです。最初の脅迫から1年以上が経過。随分と時間がかかりました。たった1人の脅迫が表現の自由を大きく脅かすことが可能なことを証明していまいました。表現の自由を守るためにはお上だけでなく、個人テロ(的なもの)とも闘わないといけない。
2013年12月15日 22時32分 JST
映画学校時代の同級生にはプロになった者もいれば、一般企業に就職して映画と一切関わりを持たなくなった者にほぼきっちり分かれます。そこでダブルキャリアとして、広告会社に就職後も映画を自ら監督・脚本して劇場公開するなど、精力的に活動されている糠塚まりやさん(25歳)にその思いを語ってもらいました。
2013年12月12日 00時12分 JST
「ワケあっておチンチンがハレちゃった或る馬の数奇な運命」という、非常に奇抜なキャッチコピーのついたこの作品。そのコピーだけ聞くと、コメディ作品かと思う人もいるかもしれませんが、これは震災被害にあった南相馬の馬を追ったドキュメンタリーです。
2013年12月09日 17時49分 JST
テレビを持たない世帯からも受信料を徴収すべく義務化への見直しを要請した、という記事が出ています。そうすべき根拠はインターネット配信にあるということです。テレビを持っていなくてもNHKのコンテンツをネットを通して、もっと利用できるようにしていくため、ということです。
2013年12月03日 23時02分 JST
311以来、見えないものに恐怖する人が増えた。具体的な放射性物質汚染のことだが、見えないもの、確信の持てないものには人はやはり過剰に恐怖してしまうものだと改めて感じました。
2013年11月25日 16時32分 JST
先週11/14に音楽や映像の85もの関連団体で構成されるCulture Firstが、著作物の複製に対する補償金精度である「私的録音録画補償金」に関する新たな提言を行いました。
2013年11月20日 20時24分 JST