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サイエンスポータル

科学技術の最新情報

科学技術振興機構(JST)が運営するサイエンスポータル(http://scienceportal.jp/)より提供する科学技術の最新情報です。ニュース、各研究機関などのプレスリリースに加え様々なイベント情報、専門家によるコラムなどを掲載し、一般の方から専門家まで役立つ科学技術の情報を毎日発信しています。
見えたぞ最高エネルギー宇宙線源の影

見えたぞ最高エネルギー宇宙線源の影

最高エネルギー宇宙線は深い謎に包まれている。その猛烈な宇宙線が過剰に飛来する「ホットスポット」の兆候を初めて北半球の空で捉えた、と東京大学宇宙線研究所などのグループが7月8日発表した。米国ユタ州のTelescope Array(TA)宇宙線観測装置で5年間観測して、最高エネルギー宇宙線源の一端が見えてきた。7月の米天文学誌Astrophysical Journal Lettersに論文を掲載、世界の29研究機関から126人が参加する国際共同研究グループの長い努力の成果である。
2014年07月13日 00時54分 JST
(画像)謎に包まれている平板動物を日本各地で確認

(画像)謎に包まれている平板動物を日本各地で確認

知られざる生物の世界は奥深い。海に漂う小さな平板動物は奇妙な生きものである。その平板動物を列島各地の海から採集するのに、筑波大学下田臨海実験センター(静岡県下田市)の中野裕昭(ひろあき)助教が成功し、温帯の海域に広く分布する可能性を示した。謎の多い平板動物に光を当てる発見で、6月19日付の英科学誌Scientific Reportsに発表した。
2014年07月12日 23時24分 JST
細菌が磁石の形を制御する仕組み解明

細菌が磁石の形を制御する仕組み解明

生物には驚くべき能力が秘められている。磁性細菌の磁気微粒子合成に関与するタンパク質(酵素)を見いだし、これまでに知られていなかった磁気微粒子の結晶の形を制御する仕組みを、東京農工大学大学院工学研究院(東京都小金井市)の新垣篤史(あらかき あつし)准教授と大学院生の山岸彩奈(やまぎし あやな)さんらが解明した。
2014年07月10日 22時32分 JST
iPS山中氏にイノベーション大賞

iPS山中氏にイノベーション大賞

先進的なイノベーションを生み出した人物を表彰する「イノベーション大賞」の第一回の受賞者に、山中伸弥氏(京都大学 iPS細胞研究所長)が選ばれた。
2014年07月10日 22時08分 JST
来年11月に長崎でパグウォッシュ世界大会

来年11月に長崎でパグウォッシュ世界大会 -『科学者の幅広い参加を』と呼び掛け-

核兵器の拡散防止や廃絶を目指す世界の科学者の集まりである「パグウォッシュ会議」が来年11月1-5日に長崎市で第61回に当たる世界大会を開催するとして、日本パグウォッシュ会議顧問評議会議長を務める吉川弘之・科学技術振興機構研究開発センター長らが8日、東京都内で会見し、大会概要を発表するとともに成功に向けての募金などの協力を呼びかけた。
2014年07月09日 19時19分 JST
乳がんのかくも長き休眠の仕組み解明

乳がんのかくも長き休眠の仕組み解明

乳がんは長い年月の休眠を経て、再発、転移する場合が少なくない。その長い休眠の仕組みの一端を、国立がん研究センター分子細胞治療研究分野の小野麻紀子研究員と落谷孝広(おちや たかひろ)分野長らが突き止めた。
2014年07月09日 18時53分 JST
超小型衛星で地上の5mも見えたぞ

超小型衛星で地上の5mも見えたぞ

東北大学と北海道大学が共同開発した超小型地球観測衛星「雷神2」が、高解像度多波長望遠鏡システム(HPT)を用いた望遠撮影の実験を始め、7月2日に梅雨の晴れ間を捉えて、地表の5mまで識別した写真を撮影することに成功した。
2014年07月08日 00時45分 JST
北海道で世界最古のマイルカ化石判明

北海道で世界最古のマイルカ化石判明

北海道新十津川町で半世紀以上前に発見されたイルカの頭骨化石を再調査したところ、世界最古のマイルカ科の化石とわかったと、早稲田大学教育・総合科学学術院の村上瑞季(みずき)助手らが7月2日発表した。マイルカ科としてはこれまで、イタリアなどの鮮新世(533~262万年前)から見つかっている化石種が最古とされてきたが、今回の化石は少なくとも850万年よりも前で、マイルカの起源を一気に300万年以上さかのぼらせる発見となった。
2014年07月06日 00時03分 JST
水から電子取り出すマンガン触媒開発

水から電子取り出すマンガン触媒開発

地球は水の惑星。いっぱいある水を資源としていかに利用するかは人類の永遠の課題である。その課題の解決に一歩近づく成果が出た。植物の光合成による水分解の仕組みを参考に、中性の水を分解して電子を取り出す「人工マンガン触媒」の開発に、理化学研究所環境資源科学研究センターの中村龍平チームリーダーと山口晃(あきら)大学院生リサーチ・アソシエイト、東京大学大学院工学系研究科の橋本和仁教授らが成功した。
2014年07月05日 15時31分 JST
夜も咲き続けるアサガオができた

夜も咲き続けるアサガオができた

花の命ははかない。アサガオは朝に咲いて午後にしおれるが、夜まで咲き続けるアサガオができた。アサガオの花びらの老化を促す新しい遺伝子を、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)花き研究所(茨城県つくば市)の渋谷健市(しぶや けんいち)主任研究員らが見つけた。この遺伝子の働きを抑える組み換え体を作ると、花びらの老化が遅れて、24時間も咲いていることを確かめた。
2014年07月05日 14時12分 JST
北海道で新種アンモナイトを確認

北海道で新種アンモナイトを確認

地方の小さな博物館も存在感を示して活躍している。北海道むかわ町穂別の白亜紀末(約7200万年前)の地層から採取されたアンモナイトの化石が新種とわかった。鑑定した国立科学博物館の重田康成研究主幹とむかわ町立穂別博物館の西村智弘学芸員がアナゴードリセラス・コンプレッサムと名付け、7月1日の日本古生物学会欧文誌パレオントロジカル・リサーチに発表した。穂別博物館として新種の記載はこれで海生爬虫(はちゅう)類など8例目。重田さんと西村さんは昨年も2回、アンモナイトの新種を報告しており、相次ぐ発見となった。
2014年07月04日 15時59分 JST
老化個体の行動を決める嗅覚神経細胞死

老化個体の行動を決める嗅覚神経細胞死

老化した個体の行動変化の一因が、特定の匂いを感知する嗅覚神経細胞の細胞死であることを、東京大学大学院薬学系研究科の千原崇裕准教授と三浦正幸教授らがショウジョウバエの実験で突き止めた。老化過程の脳の神経や行動の変化を探る新しい手がかりになる発見といえる。6月27日の米オンライン科学誌プロスジェネティックスに発表した。
2014年07月04日 15時18分 JST
鳥学の橘川次郎、小西正一氏に山階賞

鳥学の橘川次郎、小西正一氏に山階賞

山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)は6月27日、鳥類の研究や保護で功績にあった人々を顕彰する山階芳麿賞の特別賞を、橘川次郎(きっかわ じろう)オーストラリア・クイーンズランド大学名誉教授(84)と小西正一(こにし まさかず)米カリフォルニア工科大学名誉教授(81)に贈ると発表した。
2014年07月02日 18時37分 JST
だいち2号初画像公開、地形くっきり

だいち2号初画像公開、地形くっきり

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月27日、鹿児島県の種子島から5月24日に打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち2号」のLバンド合成開口レーダー(PALSER-2)で取得した初画像を公開した。
2014年06月29日 15時30分 JST
人の静脈は灰色!

人の静脈は灰色! 青は錯視だった

錯覚は身近にあふれている。青く見える人間の静脈は実は灰色で、錯視によって青色に見えていることを、立命館大学文学部の北岡明佳(きたおか あきよし)教授(知覚心理学)が発見した。北岡教授は「理科の教科書や医学書でも静脈は青色で示されており、小さい頃から当たり前だと思っていたことなので、驚いた。『青筋をたてて怒る』は、物理的に言えば『灰筋を立てて怒る』になる」と指摘している。
2014年06月29日 15時09分 JST
東大『ほどよし』衛星が初画像を公開

東大『ほどよし』衛星が初画像を公開

東京大学(東大)の超小型衛星「ほどよし3号」「ほどよし4号」が、ロシアのドニエプルロケットでロシア・ヤスネ基地から6月19日(日本時間20日)に打ち上げられた。打ち上げと初期運用は順調に進み、ほどよし4号が撮った最初の広角カメラ画像がダウンリンクされた。
2014年06月27日 21時59分 JST
アフリカ類人猿で柔軟な行動発見続々

アフリカ類人猿で柔軟な行動発見続々

中央アフリカに生息する野生のチンパンジーとゴリラで、柔軟な行動が京都大学大学院理学研究科の山極寿一教授らによって新たに見つかった。いずれも類人猿や人類の進化を考えるのに示唆に富む発見として注目される。
2014年06月27日 21時46分 JST
染色体分配の鍵握るスイッチを発見

染色体分配の鍵握るスイッチを発見

生物の細胞が分裂する際には、核の中の染色体が正しく分配されねばならない。その染色体分配に重要な役割を担う中央のセントロメア形成の分子スイッチを、国立遺伝学研究所の堀哲也助教や商維昊(ウェイハオ・シャン)研究員、深川竜郎(ふかがわ たつお)教授らが見つけた
2014年06月26日 23時57分 JST
重い元素に中性子ハロー同位体はあるか

重い元素に中性子ハロー同位体はあるか

中性子が非常に多い原子核に現れる「中性子ハロー」と呼ばれる特異な構造が、中性子数の過剰な同位体のマグネシウム37(<sup>37</sup>Mg)にもあることを、東京工業大学大学院理工学研究科の大学院生だった小林信之さん(現・東京大学、日本学術振興会研究員)、中村隆司教授らが理化学研究所(埼玉県和光市)の大型加速器、RIビームファクトリー(RIBF)の実験で発見した。中性子ハロー構造が実験で確認されているなかでは最も重い原子核となった。
2014年06月26日 23時41分 JST
影の中でも木星の衛星が放つ微光発見

影の中でも木星の衛星が放つ微光発見

木星の周りを回る大きな衛星が、木星の影に入り太陽光に直接照らされていない「食」の状態にもかかわらず、ごくわずかに輝いていることを研究チームが発見した。
2014年06月22日 23時56分 JST