二年前、私が東京都の実家から、島根県美郷町に移住した理由は「面白い仕事ができそうだから」でした。
2016年02月24日 23時02分 JST
私が移住した島根県邑智郡美郷町(おおちぐん・みさとちょう)では、毎年5月ごろからイノシシの駆除活動が始まり、農家さんや猟師さんが、自宅の裏庭や畑に罠を仕掛けだす。
2015年05月31日 14時24分 JST
狩猟を始めたばかりのころ、ベテラン猟師から「産まずイノシシ」の美味しさについて熱く語られたことがあった。
2015年04月01日 15時11分 JST
牛と羊の食性の違い、チーズ生産者の資金繰りの話、チーズの種類とその歴史、美味しい食べ方、そんなたくさんの話の中で、印象に残ったストーリーがある。
2015年01月27日 18時36分 JST
近年、全国的な問題になっている「野生鳥獣被害」島根県でも、増えすぎた野生動物が里山に出没し、深刻な農作物被害を引き起こしている。
2014年12月21日 16時15分 JST
私は今、島根県の山の奥、広島との県境に佇む民家で、婚約者と、猫三匹と暮らしながら、イノシシ事業を立ち上げている。
2014年12月10日 15時53分 JST
「美味しさ」の追求は、日本人の得意分野であり、誇りでもある。しかしその美味しさを支えるのは、動物の命を区切った先にある「汚れ」と「覚悟」だ。たとえ、それが必要悪であっても。
2014年07月29日 14時34分 JST
晩秋に獲れた未経産(まだ出産を経験していない)の雌イノシシは、一頭ウン十万円の高値で取引されることもあるという。
2014年06月04日 22時47分 JST
わたしが獲って食べた野生動物にも、生まれて育った過程がある。だけど、その動物の生まれたばかりの姿を、わたしは知らない。「お肉を食べるからには、命を落とす行程も知るべきだ。」
2014年03月12日 15時36分 JST
先日、わたしの友人が、飼っていた烏骨鶏を絞めて、食べたと聞いた。ただ育てていた烏骨鶏ではない。名前をつけて、部屋の中で肩や頭に乗せて、一緒に新聞を読んだり、毎日のように写真や動画を撮って、可愛がっていた烏骨鶏だ。
2014年02月24日 17時23分 JST
私が信頼する猟師さんたちは、銃や血は、決して他人に見せびらかすものではないことを教えてくれた。スーパーに並んでいるお肉や、大量に廃棄される食品をスルーして、わざわざ新たに動物の命を奪うという行為には、「ナチュラルライフ」とか「命をいただく」とか、そんな理屈を並べたくらいじゃ収まらない、もっと深刻な感情が伴う。
2014年02月12日 21時29分 JST
最近、狩猟の話をちょこっとすると「え、狩りガールなんですか!?バーンとか?撃てるの!?」と、言われることが多くなってきた。狩猟ブームにのっかって狩猟免許を取得したとしても、東京都民のわたしたちには大きな壁が立ちはだかっているのです。
2014年01月22日 21時34分 JST