寄稿者

塩野米松

作家

1947年生まれ。秋田県出身。東京理科大学理学部応用化学科卒業。作家、アウトドア、職人技のフィールドワークを行う。文芸作家としても4回の芥川賞候補となる。絵本の創作も行い、『なつのいけ』で日本絵本大賞を受賞。宮大工の仕事を描いた『木のいのち木のこころ』(新潮文庫)が伊藤忠商事元会長の丹羽宇一郎氏により絶賛されるなど、聞き書きの名手として、失われゆく伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでいる。