どれほど好奇心が旺盛でも、自分で試すにはあまりにも破壊的すぎて正当化できない実験がある。Traxxas(トラクサス)社の高速ラジオ・コントロール(RC)カー「XO-1」と"炎"を使った実験は、必ずやそのカテゴリーに分類されるだろう。
最高速度が100mph(約161km/h)に達するこのRCカーの価格は800ドル(約9万2,000円)近くもするので、平均的な給料を稼いでいる人なら、衝突させることを目的に2台も購入するはずがない。
しかしありがたいことに、一風変わった試みをスーパースローモーションで撮影して公開するYouTubeチャンネルの「The Slow Mo Guys」は、我々の燃えさかる好奇心を満足させようと、このRCカーがぶっ壊れることも厭わない過酷な実験に挑んでくれた(トラクサス社が、2台の無償提供と修理をプロモーションとしてオファーしている)。
「燃えさかる」と言えば、同チャンネルのガブとダンの2人組は今回、火炎放射器とRCカーを使った実験を行っており、炎の中をRCカーが走り抜ける様子が、1秒間に1,000コマという驚異のスロー映像でご覧いただける。
その他の実験も、RCカーが空中をクルクルと舞う優雅な破壊シーンが満載だ。果たして、100mphで走るRCカー同士が激突するとどうなるのか。病的な好奇心をほんの数秒間だけ満たすために、1,600ドル(約18万円)の自腹を切らずに済んだことに感謝しつつ、存分にビデオを楽しんでもらいたい。
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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(2017年3月12日Autoblog日本版「【ビデオ】時速160kmで走る高速RCカーのスタントをスーパースローで楽しめる映像!」より転載)