イーロン・マスクの元妻が「成功する秘訣は強迫観念にも似た強い執念」と質問に回答

テスラ・モーターズのCEOであるイーロン・マスク氏と2000年から2008年までの8年間結婚していた元妻から、彼に関する回答が得られた。

インターネットというものは、陰口や良くない噂が広まる厄介な場所だが、今回お伝えするようなストーリーもあると知れば、人と人をつなぐ素晴らしい力もあることが分かって頂けるはずだ。

先日、質問サイトの『Quora』に次のような質問が掲載された。「どうすればビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、イーロン・マスクやリチャード・ブランソンのような偉大な人物になれるのでしょうか?」 この質問に、意外な人物から的確な回答が寄せられた。その人物とは、ジャスティン・マスクさん。テスラ・モーターズのCEOであるイーロン・マスク氏と2000年から2008年までの8年間結婚していた元妻である。

ジャスティンさんは、「億万長者の世界とは、決して申し分ないものではなく、睡眠時間を削って長時間働き、常にストレスに追われ、必ずしも幸せと呼べるものではない」と述べ、「そういった、あらゆる困難に喜んで挑み、やり遂げたいと思える、強迫観念にも似た強い執念が必要」だと答えた。さらに「ああいう人達は、変わり者で社会のはみだし者であることも多い。尋常じゃない程チャレンジングな方法で生きて行かざるを得ないのです。彼らは、自分自身が生きて行くための戦略を練り、成長するに従って、今度はその戦略を他のことにも適用する方法を見いだします。そうして独特で強烈な優位性を身に付けていくのです」とも回答している。

米『ニューヨークタイムズ』紙(NYT)はこの回答について、ジャスティンさんから話を聞いている。『Quora』に寄せられたこの質問は、彼女がずっと考えていたことと同じだったので、回答が浮かんだのだという。「私はイーロンだけについて書いたわけではありません」とジャスティンさんは記者に語っている。イーロン・マスク氏自身もこの回答を見たらしく、「確かに君の言う通りだ」とジャスティンさんにメールを送って来たそうだ。彼女の名回答の全文はネット上で見ることが出来る。回答をさらに掘り下げたNYTのインタビュー記事も一見の価値ありだ。

By Chris Bruce

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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