ルーマニアのオフロード車メーカー、Ghe-O Motorsが、どんなロードコンディションでも走行できる最強の救急車両「Ghe-O Rescue」を発表した。今回は、現在開催中のブカレスト国際モーターショーでお披露目されたまるでジープ「ラングラー」やハマー「H1」を拡大したような同車の姿をご紹介しよう。
Ghe-O RescueのボディはH1に比べて、全長が約90cm長く、約60cmワイドだが、230kgほど軽量。広い室内には11人を収容することができる。垂直のアプローチアングル、高いグランドクリアランス、ロッカブルアクスル機構という設計に加え、強力なパワートレインを装備し、どんなオフロード環境でも走破してしまう。エンジンは、340~500hpのガソリンエンジン、あるいは、218hpまたは304hpのディーゼルエンジンの中から選ぶことができる。
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さらに特筆すべきは、豊富なオプション装備だ。ハーフトラック用履帯(キャタピラ)、消防用高圧ポンプ、水に浮くホイール装着型インフレータブルピローなどが揃っている。また、軍用車並みの装備として、電磁波対策やエンジンの防水も可能だ。険しい山道、雪原、川も果敢に走破するGhe-O Rescueの姿をビデオで確かめよう。
こちらは2013年10月17日のAutoblogの記事「【ビデオ】どんな道でも走行可能な"最強の救命車"」を転載したものです