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【飲み屋からSNSまで】新卒女性社員が30代男性メディアを運用するときに参考にしている「声」

『+CLAP Men 』は、カカクコムが展開する男性向けメディア。この新事業に大抜擢されたのが社会人1年目の佐藤栞菜さんだ。
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新卒1年目で新サービスのディレクターに!? 今回お話を伺ったのはカカクコムで働く社会人1年目の佐藤栞菜さん。彼女がディレクターに大抜擢された理由って? 仕事で大切にしていることって?

ベンチャー?大手?...それより考え方や姿勢のほうが大事?

新卒で入社するならベンチャー? 大手?

こんな悩みを持つ学生の皆さんも多いかもしれません。ただ、意外と大事だったりするのが「成長できる環境か」「若いうちから仕事を任されてもらえるか」など。そして"チャンスを自らつかみにいく姿勢"こそが大切だったりもします。

若いうちにチャンスを掴むために何をしたらいい? 新人としてどう仕事と向き合うべき?こんな疑問を、カカクコムで働く新卒1年目の佐藤栞菜さんにぶつけてみました!

佐藤さんは、男性向けファッション・ライフスタイル情報メディア『+CLAP Men (タスクラップ メン)』スマートフォン版ディレクターに抜擢されました。同社としても異例のアサインだったそうです。なぜ彼女は多くの新人がいるなかでチャンスを掴むことができたのか?そんな大抜擢の背景に迫ります!

新卒1年目でも、どんどん提案していく

― そもそも佐藤さんが『+CLAP Men』スマートフォン版のディレクターに抜擢された背景から伺ってもいいでしょうか?

じつは、もともと私ではなくて先輩が担当する予定だったんです(笑)でも、先輩から「やってみたい?」と聞かれたので「やらせてください」と手を挙げました。もともとファッションにすごく興味があったし、カカクコムとしてもこれから強化していく分野。新卒1年目のあいだに、新サービスに携われるチャンスもそう無いだろうと思いました。

― 先輩から声をかけてもらえた理由って何だったと思いますか?

本当のところは、その方に聞いてみないとわからないですね(笑)

ただ、チームでアイデアを出すミーティングで「もっと記事コンテンツを活かしていきましょう」みたいな提案は結構していた気がします。でも当たって砕けろじゃないですけど提案していたら「その提案、前にも聞いたよ」なんて言われることも多かったですね(笑)

キュレーションECが盛り上がっていたし、私自身も記事のコンテンツが好きで。ファッションも好きだったから『+CLAP Men』との相性を見てもらえたのかもしれません。

― 提案を積極的にしたり、かなりガツガツいくタイプですか?

私自身はそんなつもりはないんですけど...「前のめりに仕事に向き合っている」という風に見られているのかもしれませんね(笑)

人に評価してもらえてこそ仕事

― そこまで仕事に前のめりになれるのは、なぜでしょうか?

人に見せるモノなので中途半端になるのがすごく嫌で...。人に満足してもらって評価されてこそ仕事としての成果なのかなと。そう思うと「妥協したくない!」ってなるんです。

もともと私は「好きなことを仕事にしたい」というタイプだったんですけど...就活時代、カカクコムの面接で「君の能力は人のために使うべきだ」と言われて。それまで「自分がどう生きたら幸せか?」ということしか考えていなかったので、すごくハッとしました。

入社してからはWEBに詳しい同期がたくさんいたり...私はどっちかというと疎くて...。でも、私はそこじゃなくて「ちゃんといいものを作って、それで誰かに満足してもらえるようにがんばろう」という気持ちだったら負けないと思っていました。

私自身「人は何を軸に選択や判断をするのだろう」「直感で選ぶものでもきっと選択に何かが影響しているはず」と考えていて。そういう意味でも、WEBの仕組みや知識より、もともと「人」にすごく興味があったのかもしれません。

答えがないからおもしろい

― 新しいプロジェクトに入ってから、つまづいた経験などがあったら教えてください。

一番最初に出したデザインと仕様の案はボツになって、イチから作り直しました(笑)というのも、いろいろな既存メディアを参考に「こういった感じかな」となんなくデザインと仕様を決めただけだったんです。カタチにはなったのですが、「30代~40代の男性向け」というターゲットのことが考えられておらず...。

そこから、30代男性の方にTwitterでファッションやライフスタイルについて質問したり、雑誌を買って読んでみたり。あと、私はお酒が好きなのでBARで偶然知り合った方に「どんなお店によく行くんですか?」みたいなコトを聞いたりもしました(笑)

― 逆ナンみたいですね(笑)それにしても1年目と言うと指示されたことをやるのが精一杯な人が多いのに...すごいですね。

いえいえ!とんでもないです。たくさんの方にご迷惑をかけてしまって...。ただ、こういう新しいプロジェクトは1年目どうこうはあまり関係ないのかもしれません。

編集チームの方とメインでやり取りしながら進めたのですが「答えはないから」という名言をいただいて。何度も仕様をつくって、イメージをすり合わせて、デザイナーさんにも複数のパターンをお願いしたり。答えがないってことは全部自分たちで決めないといけない。大変さはありますが、だからこそおもしろいんですよね。

― 答えがないなかでどれだけ考えて自ら動けるか。新人の方のみならず、すごく大事な部分ですよね。仕事のスタンスとしても参考になる部分が多かったです。本日はありがとうございました!

[取材・文]白石勝也

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