カリッと香ばしい!おやつ感覚の「ごぼうチップス」で苦手克服!

子供用は塩味で、大人用はこしょうや七味をふってピリリと。

独特の風味がおいしい「ごぼう」。でも、子供にとっては、その風味こそが苦手の原因のよう。冬においしくなる「ごぼう」を子供たちにも楽しんでもらうために、おすすめなのが「揚げもの」。旬の野菜を楽しむテク、必見ですよ!

【「ごぼう」は「油」と相性がいい!】

食物繊維が豊富な「ごぼう」は、食事にどんどん取り入れたい野菜。特に冬にかけてはごぼうがおいしくなる季節。煮物などに加えれば、独特の風味がたまらない料理に仕上がります。とはいえ、子供たちにとっては、その風味こそが苦手の原因。「ごぼう」が入っているだけで、「嫌い〜」と残してしまう子も多いのでは? そこでおすすめなのが「ごぼう」と油の組み合わせ。「ごぼう」は油と相性抜群。組み合わせることでうまみが増し、独特の香りがなじんで食べやすくなるのです。ソーセージやベーコンといっしょに炒めてみれば、さらに子供の好きな味に。「ごぼう」を好きになるための第一歩として、「油」との組み合わせは試す価値あり! です。

【おやつ感覚で好きになる! おすすめ「ごぼうチップス」】

パリッとおいしい「ポテトチップス」は子供たちが大好き。実は「ごぼう」も「チップス」にむいている野菜なのです。薄くスライスして揚げれば、カリッとした食感に。揚げることで香ばしさが増すので、独特の香りがマイルドになり、おやつ感覚で楽しめます。

子供用は塩味で、大人用はこしょうや七味をふってピリリと。好みに合わせて味付けすれば、さらに楽しみ方も広がります。

「好き嫌いは小さなきっかけから克服できることもあるんですよ」と語るのは、料理研究家の祐成二葉さん。苦手な野菜でも「野菜チップスなら食べられる」という子供は多いもの。「食べられた!」というきっかけさえあれば、「食わず嫌い」から抜け出すこともできるはず。「食べてくれない」と悩み過ぎずに、おいしく楽しく食べる方法を考えたいですね。(TEXT:田久晶子)

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祐成二葉

料理研究家。祐成陽子クッキングアートセミナー講師。雑誌やテレビなど幅広いジャンルで活躍。日常の家庭料理から世界の料理、お菓子まで、作りやすく華やかなレシピが人気。2008年に長男(hibi)を出産。 離乳食や様々なグッズ提案なども手がけている。

クックパッド編集部

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