初夏の運動会弁当で気をつけたいポイントまとめ

秋の風物詩のイメージがある「運動会」ですが、最近増えてきているのが「初夏の運動会」です。実際にクックパッドでも5月の後半に検索数が増えますが、気温がぐんぐん上がり、夏日(日中最高気温が25度以上)も珍しくないこの季節のお弁当で気をつけることをまとめてました。

秋の風物詩のイメージがある「運動会」ですが、最近増えてきているのが「初夏の運動会」です。実際にクックパッドでも5月の後半に検索数が増えますが、気温がぐんぐん上がり、夏日(日中最高気温が25度以上)も珍しくないこの季節のお弁当で気をつけることをまとめてました。

■実は多い!?この時期の「運動会」検索

「運動会」というキーワードが年間で最も多く検索されるのが、9月の第4週です。秋晴れの青空の下でひらかれる運動会、みんなでお弁当を頬張る姿が想像できますね。実は年間の「運動会」検索には、もうひとつ大きな山があります。それが5月の第4週です。過去の数年間を比較すると、5月の検索数が年を追うごとに増えてきているようです。

■北海道や首都圏ではもはや常識!?

「運動会」検索を地域別に調べてみると、その他の地域に比べて北海道はその傾向が顕著でした。クックパッド編集部が北海道出身者に、運動会の開催時期をたずねてみたところ「5月の最後の日曜日ですね。秋に運動会というの聴いたことないですね〜。」とのこと。東京都内の中学校の9割が春に運動会をしてるというデータもあるようです。運動会はもはや秋の風物詩ではないようです。

■初夏の運動会のお弁当で気にすること

北海道ではまだまだ過ごしやすい気候ですが、本州以南では急激に気温が上がってくるのもこの季節の特徴です。全国各地で夏日を観測することも少なくありません。地域によっては今年最初の真夏日を観測することもあり、まさに春というよりは「初夏」といった気候です。急激な気温上昇に、まだ身体がなれていない初夏の運動会のお弁当はどんなことに気をつけてつくったらいいのでしょうか?クックパッド管理栄養士に教えてもらいました!

●エネルギー源である糖質をしっかり補給

運動会のお弁当は唐揚げやソーセージなど子どもの好きなおかずが中心になりがちですが、午後の競技のためのエネルギーをしっかり補給するのもお弁当の大きな役割。運動をするためのエネルギー源になるのは、ごはん、パン、麺類、いも類などの糖質。肉類や油ものは消化に時間がかかるため、消化不良や腹痛の原因になることも。消化の良い糖質中心のエネルギー補給を心がけましょう

漬け汁使用の甘酢でピンク色の酢飯に焼鮭の旨味&岩下の新生姜のさっぱり感がとっても美味しい♪目でも楽しめるお稲荷さんです☆

●気になる食材の傷みにはおいしく対策を

酢や梅干し、しょうが、カレー粉などの食材は、薬味としてさっぱりとした効果を与えるだけでなく細菌が増えるのを抑える効果が期待できます。おにぎりなど直接食材に触れる際には、しっかり手を洗うことはもちろんですが、食材を味方につけておいしく対策できるのはうれしいですね。

しっかり味で、スパイシーなカレー風味の唐揚げです。カリッとジューシーで、お箸が止まらない♪

●今からはじまる熱中症対策も忘れずに

実はこの時期から注意しなければならいないのが熱中症です。熱中症対策には水分補給も大切ですが、汗で失われたミネラルを補給することが重要です。ごまや桜えび、青のり、鰹節など、キッチンのストック食材にはビタミンやミネラルを豊富に含む食材がたくさん。玉子焼きやおにぎりに混ぜることで手軽に補給することができます。

炊きあがったご飯に混ぜるだけ。簡単ですが大人も子供も大好きなおにぎりができました。

●疲労回復おかずで次の日も元気に

次の日にも疲れを残さないためにも、疲労回復おかずは必須ですね。ビタミンB群が豊富に含まれる豚肉や卵、青菜、ナッツ類をつかったおかずや、ビタミンCが含まれるフルーツをデザートにするのも手軽ですね。柑橘系のフルーツに多いクエン酸は疲れの元になる乳酸を分解するのにも効果がありますよ。

(TEXT:クックパッド編集部)

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(2014年5月13日「クックパッドニュース」より転載)