女の子はみんな読んでね。お願いです。

ご報告です。ちょっと長くなります。女の子には全員に読んでほしいブログです。

女性が自分のカラダのことを周りに話すのは、勇気がいる。ましてや、有名人だったら多くの人に注目され、もっとドキドキするはずだ。

モデル/女優/DJの中田クルミさんは2016年5月、自分が「卵巣のう腫」を患っていることをLINE BLOGでカミングアウトした。中田さんは、ブログを読んでいる女性に対し「もっと産婦人科へ行ってほしい」と呼びかけ、自分のカラダとじっくりと向き合う大切さを訴えた。

「私も同じ病気だった」「産婦人科に行くことにした」「この病気について初めて知った」--。彼女のブログは50万人近くに読まれ、多くの反響を呼ぶ。

2016年7月に退院し、仕事に復帰した中田さん。ハフィントンポストでは彼女の勇気あるメッセージをさらに多くの人々に知ってほしいという思いから、再びこのブログを届けます。

--

ご報告です。

ちょっと長くなります。

女の子には全員に読んでほしい

ブログです。

中田クルミです!

ちょっくら入院することになりました。

先日からずーっと悩んでいた

下っ腹のでっぱり

☝︎私です

おへその下のとこから

極端にボコってなってるのが

伝わるでしょうか...

デブか内臓下垂かと思って

一生懸命運動したり

インナーマッスルを鍛えるために

ジムに通ったりバレエ通ったり

していましたが

まさかのことが発覚しました。

卵巣嚢腫」という

卵巣に液体が溜まって

ふくれあがってしまうという病気でした

正常な卵巣の大きさは2cm

私のものは13cmになってました。

この真っ黒の部分が

液体が溜まってる卵巣嚢腫です。

サイズが左に書いてありますが

129mm×76.4mm

iPhoneぐらいのサイズの

水風船爆弾が

お腹の中に入ってる状況でした...

衝撃すぎる(`;ω;´)(`;ω;´)

おなかのでっぱりはそれが原因。

あまりにも納得出来る結果です。

そして、この卵巣嚢腫

原因ははっきり分からないそうですが

女性ホルモンの乱れという説も

あるとのことでした。

実は私、今年の頭ぐらいから

複数の円形脱毛症に悩んでいました。

多分それも、ホルモンの乱れが原因。

私の場合は子宮内膜症

併発してました。

生理痛がひどかったり

生理不順に悩まされてたのは

これが原因でした。

毎年しっかり、産婦人科へ行って

子宮頸がんの検診

子宮内膜症の検診

しっっっっかりやっておけばよかったと

本当に本当に後悔しています。

そうすればもっと早く気づけて

手術なんてことにならなかったのに、と

(7cm未満の嚢腫は薬で良くなるそうです)

はぁ~~~~、ってなってます。

この病気ですが

本当に気づかない人が多いらしく

「太ったな~食べ過ぎたな~」と

勘違いして放置して

気付いたら爆発してました、とか

気付いたら卵巣捻れちゃいました、とか

とっても多いらしいです。

爆発したりしたら

卵巣摘出しなきゃいけないので

こりゃまた大変。

私の場合は発見出来たので

卵巣は残したまま

嚢腫だけを除去することが

できるそうです!(歓喜)

しっかり赤ちゃんも産めるよ!👶🏻

お腹に穴を3つぐらいあけて

溜まってる液体部分をちょん切る

手術をすると思います。

自分がこんな状態になって

本当に本当に本当に

産婦人科に行くことの大切さを

身をもって学びました。

女性特有の病気は

若さとか全然関係ないです。

誰でもなるんだなと実感しました。

なので、お願いなので

女の子はみんな

ちゃんとした産婦人科に

(↑ここ重要)

ちゃんと行ってほしいです

ぶっちゃけて言うと

私はちゃんとしてない産婦人科に

行ってしまったのが原因で

こうなってしまいました。

(エコー検査とかしてくれなかったです)

お腹に傷がつくのは

やっぱりすごく悲しいです(`;ω;´)

卵巣嚢腫は普段の生活では

殆ど気づきません。

でも将来赤ちゃん産んだりしたくなって

その時いろんな事が分かってからじゃ

遅いかもしれません。

だから本当に多くの女の子に

ちゃんとした産婦人科に

(↑まじで重要)

ちゃんと行ってほしいです。

1年に1回でいいので

キチンとした検査をしてほしいです。

産婦人科って怖い

よくわからない...という方も

とても多いと思います。

「お化け屋敷行くぐらいの気持ちで

行ってみて!笑」と

宇多田ヒカルさんも言っていました。

(以前同じ病気で手術されたそうです)

気軽な気持ちで

フラっと行ってみてください!

いろんなことがすっきりして

人生が楽しくなると思います!

手術は7月ぐらいになるかと思います。

その間はお仕事を

お休みさせていただくかと思います。

温かい目で見守っていただけると

幸いです(`;ω;´)ごめんね。

そして

こんな病気があるんだってことを

お友達でも、お知り合いでも

少しでも広めていただけたら

私はとっても嬉しいです。

私のようになっちゃう前に

病気をしっかり発見出来て

女の子としての人生がずっと

キラキラしていてほしいです。

私からのお願いでした。

私も手術したら

ピンピンに元気になって

女の子ライフ楽しみたいです👧🏻

大丈夫!うまくいくー!

早くお腹細くなりたい😂

以上、ご報告でした。

最後まで読んでくれてありがとうね。

家の植木達がとっても元気

生き物の癒しパワーをいっぱいもらって

6月は仕事頑張るよーーー!

---追記---

沢山のコメント、リプライ、シェア

本当にありがとうございます。

一つ一つ、涙をこらえながら

全部読みました(`;ω;´)

そしてこの記事を

50万人近くの方が読んでくださり

本当に言ってよかったなと思います。

同じ病気や婦人病に悩まされてる方が

あまりにも多くてびっくりしました...。

そして率直に

このコメント欄読んだほうが

いろんな人の経験や知識が詰まっていて

勉強になるな...と...!!

同じような症状に悩まされてる方

お時間のある方

このブログのコメント欄に

是非目を通してみてくださいねっ

とってもとっても励みになります。

感謝の一言です(`;ω;´)

CLM

(2016年5月26日「中田クルミ LINEBLOG」より転載)

ハフィントンポストでは、「女性のカラダについてもっとオープンな世の中になって欲しい」という思いから、新しいプロジェクト『Ladies Be Open』を立ち上げました。女性のカラダはデリケートで、一人ひとりがみんな違うからこそ、一人ひとりの声を形にしたい。そして、みんなが話しやすい空気や会話できる場所を創っていきたいと思っています。

ぜひ、みなさんの「女性のカラダ」に関する体験や思いを聞かせてください。

みなさんの声を、 #ladiesbeopen のハッシュタグで発信してください。

もし、みなさんの体験や失敗談、解決策などシェアしたい思いや発信したい声がありましたら、 ladiesbeopen@huffingtonpost.jp にお寄せください。

『Ladies Be Open』では、みなさんの声やご意見を受け止め、記事として発信し、できるだけたくさんの方に届けていきます。

注目記事