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2015年01月19日 20時14分 JST | 更新 2015年03月20日 18時12分 JST

裏がとれない犯人情報、あなたならネット上にあげますか

Shutterstock / Pressmaster

シドニーから3大会連続で五輪に出場した元陸上選手と、一緒に考え、議論を深めます。議論は週刊誌AERAの連載で紹介します。いただいたコメントを抜粋・要約することもありますがご了承ください。

タレントなど名前が出る職業は、真実かどうか確認が取れない情報が、週刊誌に載ってしまうこともあります。当事者は腹が立つこともあるでしょうが、裏が取れないけれども疑わしい情報を載せることで他のメディアが動き、真実が暴かれることもあります。裏が取れるまで報道できない体制では見つからない悪事が、発見できる可能性もあるのです。

一方で、個人がインターネットなどを通じて発信できるようになった現在では、裏が取れない情報が山のようにあります。厄介なことに、真実かどうかわからなくても、ネット上で一定以上流れたら、まるで真実かのように一人歩きすることがあります。

残念ながら、ネット上にあがった情報は消すことが難しいのです。ですから、その情報が真実ではなかったとしても、その人は疑われながら生きていかなければならないこともあります。

さてここで質問です。

ある子どもが虐待されている動画が、インターネットにあげられました。それも一度ではなく、何度もです。映像では、泣いている子どもを蹴り飛ばす映像が何分も続きます。

あなたがインターネットの中の情報を集めた結果、どうもAという学生が犯人らしいということが分かりました。かなり高い確率で彼だと思われますが、確証は得られていません。

あなたは、彼が犯人だという情報をインターネット上にあげますか、それともあげませんか。

「Aが犯人だ」という情報をインターネット上にあげることで、Aの行動を抑制できる可能性もあります。冤罪の可能性も否定できませんが、その場合も、あなたがこの情報を流したことは特定されないものとします。つまり、あなたが情報の発信元であることは決してばれない、ということです。

Aが犯人だとネット上で発信するか、しないか。皆さんのご意見をお待ちしています。

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