表参道にかしこいIoTゴミ箱設置、ソーラー発電で通信&ゴミ圧縮

並木道ということで木陰が多い状況で問題なく動作するかが問われます。

東京渋谷の表参道の並木道に、太陽光発電のみでゴミを圧縮、ゴミの蓄積状況を携帯電話網で通知するスマートゴミ箱「BigBelly Solar」が設置されました。BigBelly Solarの設置はこれで国内3例目になります。

今回の取り組みは、NSW(日本システムウエア)とアートファクトリー玄による実証実験で、原宿表参道の商店組合にBigBelly Solarなるスマートゴミ箱を提供するというもの。

BigBelly Solarは、米BigBelly Solarが展開するゴミ箱ソリューション。ゴミの蓄積状況を通知するSmartBellyと、ゴミを自動的に圧縮する機能のあるBigBellyの2タイプがあり、それらを組み合わせて活用します。いずれも太陽光発電のみで動作し、ゴミ箱内部のセンサーでデータを収集、回収頻度やゴミ箱の配置を最適化することでコスト削減につながるとしています。

表参道の並木道にはBigBellyが2基設置され、半年間の実証実験を行った上で実導入の検討に入る予定。並木道ということで木陰が多い状況で問題なく動作するかが問われます。

なお、国内ではこれまでに東海大学とハウステンボスに設置しており、今回が国内で3つめの事例。米国ではニューヨーク市のタイムズスクエア、ボストン、各大学などに設置した実績があるほか、英国やアイルランドなどにも導入しています。

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