旅先でバタバタしていても、お土産の買い忘れを防ぐ方法 (シルバーウィークに効くiPhone Tips)

旅行に行った帰り、日程が押して急いでいるとつい買い忘れて、地元の駅に着いた時に「しまった!」となることも。買い物を忘れないためのアラームをセットしましょう。
Engadget日本版

旅行に行った帰りに、職場などにお土産を買っていくことがありますが、日程が押して急いでいると、つい買い忘れて、地元の駅に着いた時に「しまった!」と思い出すこともあります。東京駅のように、各地の土産物を置いている便利な駅もありますが、やはりお土産は現地でしっかり買っていきたいもの。そこで、買い物を忘れないためのアラームをセットしましょう。

朝起きる時のアラームは「時計」アプリで設定しますが、やらなければならないことは「リマインダー」で設定します。「リマインダー」はいわゆるTo Doリストアプリで、以前は「カレンダー」に統合されていました。

今でも日時がはっきり決まっている予定は「カレンダー」で設定しますが、「リマインダー」は「いつやれるかは決まっていないが、やらなければならないこと」を記録して使うアプリです。便利なのですが、iOSの標準機能としては、あまり使われない感があります。

「リマインダー」をタップして起動しましょう。

リマインダーを起動すると「ホーム」というリストが表示されます。まずはやらなければならないことを記録しましょう。

「+」の横あたりをタップして予定を入力します。ここでは「お土産を買う」と入力しました。予定の右にある「i」ボタンをタップすると詳細設置画面が表示されます。

詳細設定画面では予定を通知するタイミングとして、日時のほか、場所で指定できます。今回使用するのがこの「指定場所で通知」です。

「指定場所で通知」をタップしてスイッチをオンにしたあと、「場所」をタップします。

「場所」では、通知を表示させたい場所を入力します。ここでは京都旅行の帰りにお土産を買うことを想定して、京都駅を指定しました。できるだけ、システムに登録されているスポットを使うと、場所の指定の手間が省けます。

下のリストから「京都駅」を選ぶと、画面下に地図が表示されました。ここで、その場所に到着したときか、出発するときに通知を表示させるよう指定できます。

下側の地図に表示される青い円のエリアが「ジオフェンス」です。ジオフェンスは、端末の位置情報から、そのエリアに入るか、出て行ったことをトリガーにしてさまざまな機能を動かすための仕組みです。Wi-FiやBluetooth、GPSの情報を利用します。。ジオフェンスは円の右側にある黒い丸を動かすことでエリアを広げたり狭めたりできます(最小で半径1001メートル)。

優先順位やメモを記入したら「完了」をタップして登録しましょう。

ジオフェンスに登録すると、指定したエリアに入る、または出たときに通知が表示されるのですが、エリアの設定自体がやや曖昧なことに加え、位置情報の精度や処理の優先度などもあってか、通知表示までに数分かかることもあります。クルマなどで移動していると、通知表示前にエリアを過ぎ去ってしまうこともあるので要注意です。特に駅弁関連を、駅をトリガーにして設定するときは気を付けましょう。

指定エリアに入ってから約3分弱で通知が表示されました。

ジオフェンスを使ったリマインダーは、旅行のとき以外にも役立つ便利なテクニックです。ぜひシルバーウィーク以降も活用してみてください。

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