戦車に特徴的な「あれ」が外れるアクシデント【動画】

平成27年度富士総合火力演習では、陸上自衛隊の様々な装備が展示され、来場者の関心を満たしました。そんな中、珍しいアクシデントがありましたので、その模様をお伝えします。

平成27年度富士総合火力演習では、陸上自衛隊の様々な装備が展示され、来場者の関心を満たしました。

そんな中、珍しいアクシデントがありましたので、その模様をお伝えします。

富士総合火力演習は、本番の前に、関係者向けや部隊内向けなどに本番さながらの段取りで演習を展示する「予行演習」があります。こちらも報道関係者向けに公開されているのですが、その初回「学校予行」にてアクシデントがありました。

朝の練習時に、射撃位置から移動していた74式戦車の履帯(キャタピラ)が外れ、擱座してしまいました。自動車で言えばパンクしてしまったようなもので、この状態では動けないので、どうするのかと見ていたら、90式戦車回収車がやってきました。

油圧ダンパーを下げて装備品を下ろしやすくしたり、牽引ロープならぬ太い牽引ロッドを装着するなど、滅多に見られない光景を見ることができました。外れた履帯(キャタピラ)は、ワイヤーで牽引されてゆきました。一連の手順は動画でご覧ください。

プラモデルを作る際に、車体に取り付けるワイヤーなどの細かい部品は、なんのために使うのだろうと疑問でしたが、実際に使用しているシーンを見ることで、納得できました。

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