「転職先が決まって心機一転。新しい環境で早く成果を出して頑張らなければ」と誰しもが思うことですね。
しかし、気持ちばかりが先行して転職先になじめず、力を発揮出来なかった・・・という話もよく聞きます。
今回は転職先企業で活躍するために必要なことについて、各社エージェントに所属する転職コンサルタント111名に聞きました。
転職先企業でよくある失敗とは?
転職先企業になじめないよくある失敗の第一位は、『前職のやり方を持ち込もうとしてしまう』という結果に。
■転職先企業に馴染めない、よくある失敗を教えてください。
前職のやり方を頑なに押し通したため、「頑固」「とっつきにくい」などの悪いイメージを初期の段階で与えてしまった。
面接時に企業からのオファーが高く自信に満ちた状態で入社することで、評価を重視して新天地での地盤固めを軽視してまう。
などというエピソードも。
その他にも『前職の会社と転職先企業を比較して、悪く言ってしまう』『転職先企業の社内ルールを軽視してしまう』と言った失敗も多いようです。
自分なりの成功パターンがあるからこそ、まずは成果を出そうと意気込んでしまい、結果的に上手くいかないということが言えそうですね。
転職先で活躍出来る3つのポイント
では、転職先企業で活躍するために抑えておいた方が良いポイントは何なのでしょうか。
■入社後に、転職先企業の社風に馴染むためにやっておいた方がいいことを教えてください。
転職先企業になじむためにやっておいた方が良いポイントとして挙げられているのは、以下3つ。
1.周囲とのコミュニケーションを密に取ること
2.転職先企業の仕事の進め方を理解すること
3.前職と現職を比較しないこと
新しい環境では、仕事で関わる人のことがあまり分からないのはもちろん、今までのように周囲の人たちも自分のことを理解しているわけではありません。
「郷に入っては郷に従え」という言葉にもあるように、まずは周りの人たちや環境を理解し、その後に自分自身を理解してもらうように働きかけることが大切なのではないでしょうか。
それでは。
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