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2020年12月29日 14時58分 JST | 更新 2020年12月30日 09時28分 JST

2020年の奇妙なニュース10選。仙台上空のUFO?から、世界各国にモノリス出現まで

盗めるアート展、習志野隕石、ハイキング中にピューマから追跡、100年前の手紙が届いた話などなど。国内外の不思議な話を振り返りました。

Huffpost Japan
2020年の奇妙なニュース

コロナ禍で激動だった2020年も、もうすぐ終わり。新型コロナ関連で忘れられがちだったけど、今年はこんな仰天ニュースもありました。

仙台上空に「謎の飛行物体」が出現したほか、千葉県のマンションには「習志野隕石」が落下しました。奇抜な「盗めるアート展」では、開始時刻前に一瞬で全作品が盗まれる事態に……。アメリカ・ユタ州ではピューマにハイキング中の男性が追跡されたほか、謎のモノリスまで出現。モノリスに至っては世界各地で目撃例が相次ぎました。

ハフポストが2020年にお届けした国内外の「知られざる世界」を感じるニュースを、編集部の独断で10個に厳選してご紹介します。

 

1. “未確認飛行物体“が仙台上空に出現。気象台も困惑「全くもって何なのか分からない状況です」(6月17日)

仙台市天文台
白い飛行物体

宮城県仙台市の上空で6月17日の早朝、丸い形をした物体が浮かんでいるとの目撃情報が多数寄せられ、ネット上で話題となった。 物体を見た人の間では「UFOなのではないか」などと様々な憶測が飛び交い、Twitterでは「仙台上空」「未確認飛行物体」がトレンド入りした。

宮城県危機対策課は調査の結果、「所有者・目的などは不明」と結論付けた。3000メートル上空に浮かんでいたため、ヘリコプターによる接近は困難。県警や陸上自衛隊、仙台管区気象台や仙台空港事務所など各機関に問い合わせても情報は得られなかったという。

一方、三重大大学院の立花義裕教授は、見た目などから、気象観測用の気球「ラジオゾンデ」ではないかという見解を示している

 

2. 「盗めるアート展」開始時刻前に一瞬で全作品が盗まれる(7月10日)

小岡賢治さん提供
「盗めるアート展」に群集がなだれ込んだ当時の様子。(7月9日午前11時37分撮影)

東京都品川区内のギャラリーで7月10日午前0時から開催予定だった「盗めるアート展」は開場時間の30分ほど前に人がなだれ込み、一瞬で全作品が盗まれる事態になった。

【画像集・盗めるアート展の全展示作品】

この展覧会は、来場者1組につき1点限りで展示作品を盗んでいいという奇抜なルールがSNSを中心に大きな反響を呼んでいた。しかし、予定時間に合わせて午前0時に会場に来た人はもはや何も盗めない……という残念な結果に終わった。

主催者側は「アート泥棒される際は、近隣のご迷惑にならないよう静かに、マナーのある泥棒行為をお願いします」と事前に呼びかけていたが、ギャラリーのある住宅街の周辺道路は人が密集し、近隣住民からの苦情で警察官も出動したという。

盗まれた一部の作品は「メルカリ」などフリマサイトにも出品され、SNSで話題になった。

 

3. 「習志野隕石」として登録申請へ。関東上空に現れた火球はマンションに落下していた(7月13日) 

提供:国立科学博物館
回収された2つの破片を重ね合わせた写真

7月2日に関東上空で目撃された火球が、千葉県習志野市のマンションに落下した隕石だったとする分析結果を、国立科学博物館が13日に公表した。

国内では53番目の隕石で、11月1日に国際隕石学会で「習志野隕石」として正式登録された。国立科学博物館の発表によると、火球が観測されたのは7月2日の午前2時32分ころ。爆発音も聞こえたことから、ネットでも話題を呼んでいた。

その後、千葉県習志野市のマンションで石のかけらが見つかり、地元の博物館に「隕石ではないか」と問い合わせが寄せられた。国立科学博物館が6日から調査を始めたところ、最近落下した隕石であることが確認されたという。

 

4. 「尻尾が大変失礼」イギリス議員のネコが委員会の会議に侵入→参加者笑いがこらえきれない(7月16日)

HuffPost Japan
ニコルソン議員と飼い猫

イギリスのジョン・ニコルソン議員がソーシャルメディアでちょっとした人気者になった。彼を有名にしたのは政策ではない。飼い猫の尻尾だ。

ニコルソン議員は7月上旬、デジタル・文化・メディア・スポーツ省委員会のオンライン会議に参加していた。

子ども番組の字幕について熱弁をふるっていたニコルソン氏の目の前に、突然茶色い尻尾が……。

 

5. 妻を襲ったサメに夫が飛び乗り、パンチし続けて助ける。「誰もがやることをやっただけ」(8月17日)

Barcroft Media via Getty Images
ホホジロザメのイメージ写真

 オーストラリア・シドニー北部で、妻を襲ったサメに夫が飛びのり、妻を離すまで殴り続けて命を救った

シャンテル・ドイルさんは8月15日、シドニー北部ポート・マッコーリーにあるシェリービーチで、夫のマーク・ラプリーさんと一緒にサーフィンをしている最中に、体長約2〜3メートルの若いホホジロザメに襲われ足を数回噛まれた。

そこで、ラプリーさんは自分のボードからサメの上に飛び降り、妻の足を離すまでサメを殴り続けた。そしてサメが足を離した隙に妻を救助して、他のサーファーと一緒にビーチに戻るのを助けた。ドイルさんは重症を負ったものの、容体は安定しているという。

 

6. 百年越しの配達?1920年の消印が押された手紙がいま届く(9月12日)

ブリタニー・キークさん提供
「100年前の消印」が押されたポストカード

9月9日、アメリカ・ミシガン州に住むブリタニー・キークさんの元に、一枚のポストカードが届いた。

ところどころボロボロになった、古びた手紙。「カズンズへ」と書かれ、あいさつや近況を伝える内容がつづられている。

ブリタニーさんは、送り主や内容にも心当たりがない。

ブリタニーさんは、ポストカードに押された消印を見て驚いた。

「1920年10月29日」。

“100年前に送られた”手紙だった。

 

7. 怒ったピューマに、ハイキング中の男性が6分間追跡される。「もう終わりかと思った」(10月13日)

youtube / Kunkyle z
追いかけてくるピューマの母親。カイル・バージェスさんの動画より

アメリカ・ユタ州で、ハイキング中の男性が約6分間に渡ってピューマに追跡されるという恐怖の体験をした。

追跡されたカイル・バージェスさんは「もう終わりかと思いました」とInstagramに投稿している。

バージェスさんは10月10日夕方5時頃、ユタ州プロボに近いスレートキャニオン公園でハイキングをしていたところ、ピューマの子どもに遭遇。

「最初、ボブキャットかと思いましたが、それはピューマの子どもでした。母親は、私を気に入らなかったようです」と説明する。

母ピューマは、歩いていたバージェスさんに向かって猛スピードで突進してきたのだ……。

 

8. ユタ州の渓谷で謎のモノリスが発見される。当局も困惑「一体これは何なんだ?」(11月24日)

Utah Department of Public Safety Aero Bureau
ユタ州の南東部で、野生生物資源部の担当者が発見した謎の柱

アメリカ・ユタ州野生生物資源部の担当者らが11月18日、上空から興味深い物体を見つけた。公安局のヘリコプターでオオツノヒツジの頭数を数えていた担当者らが発見したのは、鋼でできた三角形の柱だ。高さは約3〜3.6メートルで、砂岩でできた渓谷の地中にしっかりと埋められていた。

この柱の写真を、公安局はInstagramに投稿。「野生生物資源部とオオツノヒツジを数えている間に、私たちはこの物体に遭遇しました。何もないところに突如として現れ、岩の中に深く埋められていたのです」と説明した。

このモノリスはまもなく何者かによって撤去されたが、ニューズウィーク日本版によると、その後もルーマニア、オランダ、イギリス、コロンビアなど世界各地で似たような物体が発見された。 誰かのいたずらか、それとも宇宙人のしわざなのか……。こうしたモノリスの多くは、誰が何の目的で設置したのか不明のままだ。

9. 鼻から50年前のコイン⇒6歳の時に入れたまま、忘れてた(11月30日)

Konchalovsky City Clinical HospitalのTwitterより
鼻の穴から取り出された50年以上前の硬化

いたずらを叱られたくない…。少年のちょっとした隠し事が50年以上も経ってから、大変な騒動を巻き起こした。

息苦しさを訴える男性の鼻から出てきたのは、50年以上も前に自分で詰め込んだコインだった。

手術を担当したロシアの病院が11月25日、Twitterで「珍しいケース」と紹介している。

 

10. 「神奈川沖浪裏」をレゴで再現。400時間かけた超絶技巧に称賛の声(12月14日)

Twitter/Jumpei_Mitsui
「神奈川沖浪裏」をレゴで再現

神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」といえば、葛飾北斎の浮世絵『富嶽三十六景』の代表作だ。かぎ爪のように襲いかかる大波に翻弄される船の向こうに見える小さな富士山。ダイナミックな描き方はゴッホも高く評価した

その「神奈川沖浪裏」が、5万ピースのレゴブロックで立体的に再現された。大阪市の阪急三番街「HANKYU BRICK MUSEUM」で12月11日から常設展示されている。制作したのは日本でただ一人のレゴ社認定プロビルダー、三井淳平さんだ。三井さんが同日、作品の写真をTwitterに投稿すると、わずか3日で約3万回もリツイートされることになった。