蟹座(かに座) 2021年上半期 9.5割ポジティブ占い

前向きな気持ちで、でもたまにピリッと。「9.5割ポジティブ」をモットーに、2021年上半期の全体運・愛情(恋愛)運・仕事運を占います。
蟹座
By Nori Okawa
蟹座

蟹座(6/22 - 7/22)

《全体運》大切な人と深く向き合う

蟹座さんの2020年は「人間関係の見直し」がテーマでした。長く付き合ってきた友人と疎遠になったり、パートナーとお別れしたりと「別れ」を経験した人も多かったのではないでしょうか。別れは心をかき乱し、痛みも伴うもの。人を深く愛することのできるあなたなら尚更ですね。心のしこりや、ズシンという胸の痛みはまだ消えないかもしれませんが、時間とともに必ず癒されますから、もうちょっとだけ辛抱して。そして人間関係の試練は、ネガティブな側面ばかりではなかったはずです。コロナの影響でライフスタイルがガラッと変わった大変な年だっただけに、家族や友人との絆を改めて感じる瞬間もあったのでは。

そして、そうやって気付いた「あなたにとって本当に必要なものや、大切にしたい人」をさらに深く見つめていくことが、2021年上半期の課題となります。

特に、蟹座さんは愛情深く、家族や家庭をテーマに持つ星座。これまで以上に家で過ごす時間を大切にしたり、離れて暮らす家族に頻繁に連絡するようにすると、心穏やかな日々を送ることができそうです。ちなみに、家族とは、血縁や婚姻関係の結びつきだけではなくて、あなたが強い絆を感じる人たちと捉えてくださいね。

そして家族からの思わぬ「ギフト」が舞い込む暗示も。家族との絆を深めることで遺産を相続されるとか、会社を任されるなんてこともあるかもしれません。ただその反面、両親の借金を背負ってしまったり、もらい事故にあってしまうというネガティブな影響も受けやすいのがちょっと心配なところ。ただ必要以上に不安にならないでくださいね。家族にちゃんと目を向けるということで、トラブルを避けて、良い影響だけを受けることができそうです。

《愛情運》相手と心を通わせる

大切な人と向き合い、しっかりと絆を深める時期です。

親しい間柄ほど会話がおざなりになってしまうこと、ありますよね。でもこの時期は特に、相手のお話をちゃんと目を見て、聞いてあげてください。意見が食い違った時は「余計なことを口にして面倒な言い合いになっても嫌だな」と思って不満をグッと飲み込んでしまうことも多いと思いますが、ちゃんと言葉にしてみる。そうやって、少し面倒だけれど、お互いを分かろうと手間をかけることで、2人の関係が次のフェーズに進みそうです。愛を育んできたカップルは、新しい家族が増えたり、家族や友人が恋の応援団になってくれたりと、嬉しいギフトが舞い込んでくることも。

恋人がほしい人にとって2021年は、多くの出会いを求めるより、身近にいる人とじっくり向き合ってみる時期かもしれません。昔からの友人、職場の同僚など、気付いていないだけで、意外と近くにいるのかも。そんなことを頭の片隅に置きながら、丁寧に人と向き合ってほしいなと思います。

最後に、もし愛する人との関係であなたが一方的に我慢や辛い思いをしているのならば、そんな関係を見直すことも必要だと、僕は思います。蟹座さんは自分が本当に大事だと思える相手には最大の愛を注ぐことができるからこそ、相手から都合よく扱われてしまうこともあるかもしれません。まずは自分の「心のしこり」を、相手に言葉で伝えてみては。もしあなたの話が、ぞんざいに受け止められていると感じたならば、相手と少し距離をおいて冷静に自分を見つめてみても。あなたの人生の主人公はあなた自身。蟹座さんには、それを忘れないでほしいのです。

《仕事運》究極の理想に向かって今、アクションを起こす

人知れず必死に頑張ってきたことがカタチになる時が、ついにやってきました。希望していた仕事やポジションを任せられたり、コツコツと提案していたことが評価されることもあるかもしれません。

そして2021年上半期は「目標を明確にすること」、そして「長い目で見て動くこと」を意識してみてください。「10年後はこうなっていたいな」とぼんやりと描いていた理想を、言葉にしてみる。決して簡単な作業ではないですよね。でもその過程できっと気付かされることがあるはずだと思うんです。そして目標のために、どんなに小さなステップでも良いから「行動」を始めてみてください。その過程で「隣の芝生が青く見える」時もあるかもしれませんが、人と比べたり、周囲の意見や顔色に振り回されたりする必要はありません。あなたが頑張っているのをちゃんと見ている誰かがいて、何より努力は必ずあなたの血肉になっているから。

さて、占星学では、2020年12月末以降、時代や運気の流れがグッと変わる「新しい時代」が幕を開きます。新しい「風の時代」は「情報」「ネットワーク」がキーワード。どんなことも一人で解決しようとは思わず、プロや得意な人の力を借りてみてくださいね。一人で幅広いスキルを身につけようとするより、何か新しいことを始めたり、困ったりした時、協力してくれるパートナーを持つことが、成功の鍵となりそうです。

《パワーメッセージ》もっとワガママに生きていいんだよ

共感力があって、他人を受け容れる懐が深い、蟹座さん。困っている人を見過ごせなくて、無理をしてでもついつい手を差し伸べてあげるあなたみたいな人が世の中にいてくれて本当によかったなって僕は思います。

でも2021年の上半期は、少しだけ自我を通せるように、ブレない自分になる練習をしてみてほしいんです。

これまで他人を優先するばかりに損をしたり、アピール上手の誰かの影に隠れて真っ当に評価されなくて悲しい思いをしたりしたこともあったのではないでしょうか。でも蟹座さん、もう少し「自己中」になったって良いんです。ちょっと勇気を出して、「私はこうしたいんだ」「これはやらせてほしい」っていう意思を貫き通してみてほしい。周りとの信頼関係を築いてきたあなたにはきっと、「我こそは」と手を差し伸べてくれる協力者が沢山いるはずです。


占い師・杉浦エイトさん

生年月日をベースにその人を自然界の10つのパターンに当てはめるエレメント占いや、人生の中でどんな時期を過ごしているかをみるフォーチュンサイクル占いで、キャラクターや運勢、気になる人との相性などを占います。GINGER web、Ray、Harper’s BAZAAR などの連載を担当。書籍「DestniyCodeですべてがわかる スゴい占い(日本文芸社)」発売中。Twitter:@eight_sugiura


この占い記事は、暮らしにおけるお役立ち情報やニュース、オピニオンを発信しているハフポスト日本版が、生活を豊かにする娯楽情報として提供します。

(編集:Haruka Yoshida @haryunn0916 / イラスト:Nori Okawa nori_okawa / デザイン統括:Maya Nakata @nMaya_huffpost Miyuki Yamamoto )