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2019年05月31日 10時17分 JST | 更新 2019年05月31日 10時42分 JST

「エゴ・エコノミー」から「エコ・エコノミー」へ  5月30日(ごみゼロの日)、渋谷でカンファレンスが開催された。

コーヒーの豆カス➡︎牛の肥料に➡︎その牛のミルクをドリンクに... 様々な実例が共有されました。

基調講演をしたMonitor Deloitteの日本リーダー、藤井剛氏(左)と、進行役を務めた「ゼロ・ウェイストアカデミー」代表の坂野晶氏(右)

私たちの住む地球は今、温暖化や海洋プラスチック問題など環境的危機に面している。今こそ、消費者だけでなく、企業のアクションが不可欠だ。

そんな中、5月30日(ごみゼロの日)、東京・渋谷で「企業とつくる持続可能な未来」について話し合う、企業向け「ごみゼロ・カンファレンス」が開催された。

530 Conference 2019 キービジュアル
 
渋谷の2カ所に分かれた会場で、合わせて約250人が参加した。若者やTシャツ姿の参加者なども多く見られ、カジュアルでオープンな雰囲気のカンファレンスとなった。

開催2年目となる今年は、「Circular Economy(サーキュラーエコノミー):循環型経済」がテーマ。

「ゴミが出ない」「廃棄物を価値あるものに変えていく」といった “再生し続ける経済環境”を目指す。

基調講演では、Monitor Deloitteの日本リーダーである藤井剛氏が、地球の資源がなくなっている現状に警鐘を鳴らし、機能・品質・価格を軸にした「エゴ・エコノミー」から、それに大義やルールをプラスした「エコ・エコノミー」への変化の必要性を呼びかけた。

ワークショップでは、実在する有名企業の既存のビジネスモデルを元に、それらを更に循環する経済に変える戦略を考えるグループワークが行われた。

ワークショップでブレインストーミングする様子

トークセッションでは、企業の担当者が、実際に実践している循環型ビジネスの好事例を発表。スターバックスはコーヒーの豆カスを牛の肥料や農園の堆肥にし、そのミルクや野菜をお店で使用、さらにそのミルクのパックはリサイクルしナプキンとして使用している、という事例を発表し、満席の会場からは質問も上がった。

カンファレンス終了後、参加者からは「他社が様々な先進的な取り組みをしていることが学べ、勉強になった。社内で共有したい」「実践的なワークショップで、楽しく取り組みを考えられた」などの声が聞かれた。

健康な地球で、みんなが平等に平和に生きる。

2030年に、それを実現するための目標がSDGs(持続可能な開発目標)です。
ハフポスト「はじめてのSDGs 」では、日本をはじめ世界中の問題や取り組みを紹介。

私たちに何ができるんだろう... みんなで一緒に考えてみませんか?