Apple Watchは子育ての救世主 デジタルモノが苦手でもメチャクチャ便利

Apple Watchは、実は育児をするママにこそ便利な機能が豊富
Engadget Japan

Engadget読者の皆様、はじめまして。小沢あやと申します。私事ですが、8月に第一子がうまれ、絶賛育児中です。

今回は、子育てにおけるApple Watchの便利さについて紹介したいと思います。Apple Watchは前モデルを購入していたものの使いこなせずに持て余していました。が、生活が育児フェーズに入ってから、改めてその便利さに気付かされました。

そして先日、Apple Watch Series 3のセルラー対応モデルを入手しました。今回は日々の育児で活用した感想をお届けします。

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エルゴ・ベビーカー押しつつ腕をピッ!で改札スイスイ

まずApple Watchの便利さを実感したのは、子連れ外出時です。モバイルSuicaをインストールしておけば、腕をピッ! とするだけで電車もバスもスイスイ乗ることができるのです。

子連れ外出の場合、ほぼ例外なく、オムツや着替えを入れた巨大なトートバッグを持つことになります。これが普通のSuicaなどであれば、財布や定期入れに入れておいても、バッグの奥底で行方不明になったり、ということは日常茶飯事でした。

Apple Watchであれば手首に付いているので、探す手間いらず。改札の前でモゴモゴしちゃう気まずさとは、もうおさらばです。

SuicaやApple Payでサクサク会計 スーパーでも財布いらず

モバイルSuicaやApple Payが使える店なら、会計時に財布をゴソゴソする必要もなし。子どもを抱えながら小銭を数えたりするのは、相当しんどいんです。

多くの大手スーパーは電子マネー決済に対応しているので、レジの端末にピッ! とかざすだけで済むのは本当に便利。さらにログが残るから、現金よりも家計管理もラクです。用途不明金が出ることもありません。

「デジモノは苦手で使いこなせない」という方も、これだけのためでも買う価値あると思います。これに慣れてしまったので、2時間くらいの散歩であれば、ポケットに緊急時のお札だけ準備し、超身軽に外出できるようになりました。

抱っこ中もメッセをチェック! 家族からのLINEも見逃さない

そしてApple Watchの主要機能である、通知も便利なところです。子どもを抱っこしてあやしていると、当然両手がふさがります。そんな時、家族からの「今から帰るよLINE」が来ていても、気がつかないこともありました。

Apple Watchであれば、通知をONにしておけば見逃すことがありません。腕をずらすことなどで、メッセージ内容も読めます。さらにハンズフリー通話や音声入力による返信もできるので、やりとりがはるかに効率的になるのです。

セルラー対応モデルなら気軽にデジタルデトックスも

育児中は思うように自分の時間がとれず、「唯一の娯楽 / 外部との交流はスマホ」となりがちです。意識しないと、なかなかスマホを手放すことができません。

Apple Watch Series 3のセルラー対応モデルであれば、Apple Watch単体で通話が可能です。そのため、スマホを持たずとも外出ができるのです。「今日は子どもとじっくり向き合おう」という時には、スマホを封印して、Apple Watchだけを装着しています。

標準搭載されている最低限のアプリは使えますし、緊急時の連絡も見逃さずに済むので、気軽にデジタルデトックスができます。これは思わぬ収穫でした。

授乳サイクルでアラート設定すれば生活リズムも整えられる

もう一つ便利なのは、タイマーの設定。生まれてしばらくは、深夜も3時間おきに授乳が必要です。これは慣れないうちだと「あれ、何時に授乳したっけ?」と、忘れてしまいがちなもの。

そんな時には、子どもの授乳サイクルでアラート設定しておくのがオススメ。意識しなくても生活リズムが整います。また子連れ外出の際も、休憩ポイントを設定する上でタイマーが目安になります。

使いこなせなくても最低限の機能だけでメチャクチャ便利

このようにApple Watchは、実は育児をするママにこそ便利な機能が豊富。デジモノが苦手でも便利なモノは便利。ここまで紹介した「電子決済」「通知受信」「アラーム通知」の3つを使うだけでも十分です。

Apple Watchは広告などのイメージからビジネス / スポーツマン向けの端末だと思っていましたが、使っているうちに、子育て中の方にこそオススメしたいと実感しました。

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