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2020年03月25日 16時18分 JST

ベネッセ顧客情報流出、逆転賠償命令 総額200万円

顧客らが複数の集団訴訟を起こし、1万人以上が原告となっている。

ベネッセ顧客情報流出、逆転賠償命令 総額200万円

 通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出をめぐり、顧客が損害賠償を求めた2件の訴訟の控訴審判決で、東京高裁は25日、計622人に対し、1人当たり3300円を支払うようベネッセ側に命じた。総額は約200万円になる。白石哲裁判長は「情報が流出したことで私生活上の不安や失望感を生じさせた」と指摘し、請求を棄却した一審を取り消すなどした。

 判決は、ベネッセが業務を委託していた会社には、情報流出を防止できたのに措置をとらなかった注意義務違反があったと指摘。ベネッセも業務委託先を適切に監督する注意義務を怠ったとして、双方に過失があったと認めた。

 ベネッセの情報流出は2014年に発覚。業務委託先の従業員が約3500万件の顧客情報を持ち出し、名簿業者に売却した。ベネッセは対象者におわびとして500円分の金券を送った。顧客らが複数の集団訴訟を起こし、1万人以上が原告となっている。(新屋絵理)

(朝日新聞デジタル 2020年03月25日 14時56分)

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