PRESENTED BY エン・ジャパン

入社4年目。掴んだはずの自信は、気付いたらなくなっていた。そんな彼女を変えた“武者修行”

営業から新規事業へ。そして再びチームリーダーに。
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今の自分を変えたい。

ひと通りの仕事はそつなくこなせるし、「やりがいがない」と言えば嘘になる。ただ、なんとなく物足りない。このままでいいのだろうか。「キャリア」という言葉を目にすると、なんかだ少し胸がざわつく。

自分を変える。その一歩を踏み出し、活躍している方がエン・ジャパンにたくさんいます。

エン・ジャパン 入社6年目の奥村沙織さんもその一人。

新規事業『engage』では、営業部門を束ねるチームリーダーとして21名の部下を統括。2019年7月のキックオフでは、部下を「新人賞」に導いた。気づけば誰もの目に留まる存在感を放っている奥村さん。いまでこそ日の目を浴びる彼女ですが、入社4年目、自信をなくした時期がありました。

今わたしが感じている不安も、行動変容のチャンスになる。そんな勇気をもらうことができたインタビューです。

入社4年目。掴んだはずの自信は、気付いたらなくなっていた。

「リーダーを降りさせてください」

入社3年目には、念願のチームリーダーに就任し、営業部門で4名のメンバーのマネジメントをしていた奥村さん。プレイヤー時代と変わらず、高い業績を上げ続けていました。しかし、リーダーとなって1年が経った頃、奥村さんはチームリーダーからの降格を願い出ます。

「成果がでていなかったわけではありません。ただ、数字の問題じゃなかった。リーダーとしての力不足を痛感することが続いて、どんどん自信がなくなっていったんです

たとえば、営業活動のノウハウを伝えた時。チームメンバーが担当したのは、応募が集まりにくい物流業界や飲食業界の企業で、これまでのキャリアで培ってきたノウハウを伝えても、なかなか活かしてもらうことができません。

また、日々努力を重ねているメンバーを社長賞や新人賞に導いてあげられないことにも、奥村さんはもどかしさを感じていました。

――このままじゃダメだ。

そう感じた奥村さんは、現状を打破するため、“武者修行”の道を選びました。

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自分の能力を信じていい。環境を変えたからこそ、自信が本物に。

営業としてのキャリアを積み、市場価値を高めるための武者修行。奥村さんは、いくつかの選択肢を用意しました。

「今の部署にとどまるか、社内公募で別の部署に異動するか、あるいは転職するのか……一旦、それぞれのメリット・デメリットを考えて書き出してみたんです。

新しい選択をするときって、どうしても漠然とした不安を抱えてしまいがち。でも、文字に起こしてまじまじと眺めてみると、その不安は意外と些末なものだったりする。それよりも、今の環境にとどまることのほうが、私にとっては大きな不安でした」

最終的に、奥村さんは社内の新規事業『engage』の立ち上げに携わることを決めます。当時はまだ生まれたばかりの商品で、認知度はほぼゼロ。自分の営業活動がなければ、サービスの存続自体が危ぶまれるほどの環境でした。

けれど、奥村さんはこの頃を「めちゃくちゃ楽しかった」と振り返ります。それまで提案していたサービスのように、営業支援が整った組織ではありません。

どんな顧客に提案するのか、どんな説明をすれば興味を持ってもらえるのか、受注にいたる顧客の傾向は?……何も情報がない分、ただやみくもに営業活動をしても、成果につながるとは限りません。

だからこそ、過去に培った「仮説立て」と「論理思考」が活きました。緻密な戦略を立てることで、早期に成果を出すことを実現。組織の立ち上げを牽引する存在となったのです。

「今思えば、最初の3年間で強みを養った経験があったからこそ、ですよね。当時は、本当にこれが自分の強みなのか信じられなかったし、メンバーにも申し訳ない思いがあったけど、新しい環境でそれを信じられるようになったのが、良かったと思っています」

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どんな経験も糧になる。不安を乗り越えて、もう一度、チームリーダーに。

奥村さんの活躍もあり、『engage』は順調な成長を遂げました。しかし、その拡大に伴って、奥村さんの胸には再度、不安がよぎります。

目まぐるしいスピード変化していく組織と同じように、自分は成長できているのか、組織になくてはならない存在でいられているのか、自信がなくなってしまったというのです。

「私はたぶん、自己肯定感が低いタイプなんです。だから、仕事が上手くいって成果を出せていると自信はつくけれど、またしばらくすると次の不安がやってくる(笑)。自分に納得しながら生きていくために必要な、危機感のようなものかもしれません」

そんなとき、上司からこんな相談が舞い込んでくる。『engage』をより多くの企業に知ってもらうための、イベントや展示会の企画。

「上司から『やってほしいんだけどどう?』と相談をもらったとき、迷わず『やります!』と答えました。初めてのことでしたが、ぜひやってみたいと思ったんです」

入社以来初めて営業を離れ、顧客以外の人と連携を取る仕事に挑戦しました。一度に数万人が来場するイベントを運営するには、社内外のさまざまな人との折衝が必要です。

これまでとは異なる力が求められ、試行錯誤を繰り返した数ヶ月。イベントの成功により、新たな自信を身につけることができました。だからこそ、「もう一度チームリーダーをやってみないか」という上司からの誘いにも、素直にうなずくことができたと言います。

「きっと、新規事業に異動した直後だったら、できる自信がなかったと思います。最初のリーダー経験のトラウマもあったから。でも、イベント運営というこれまでとはまったく異なる経験を経たことで、自分に新たな強みを見つけることができたから、今ならできる気がしたんです

新卒1年目、チームリーダー昇格後、そして新規事業で感じた焦燥感。何度自信を失っても、そのたびに乗り越えることで、誰もが存在を認める、強い奥村さんは育っていったのです。

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<編集後記>

「社内公募やチームリーダーで働く環境を変えてみて、良かったことはなんですか?」そんな問いに対する奥村さんの答えは、「選択肢が広がったこと」。

「時代はどんどん変化しているから、『今のままの仕事を続けていけるのかな?』って考える機会は多いし、特に女性は、環境を変えることを迫られてしまう場合さえありますよね。でも、そこで迫られた選択肢からしか仕事を選べないのは不幸だと思うんです。

自分が選ぶ側に回るには、選択肢を増やすしかない。そのための一つの手段が、社内公募やリーダーへの挑戦ではないでしょうか。転がってるチャンスはたくさんあるから、それを自分からつかみにいけば、自ずと自信がつくし、主体的にキャリアを築いていけるようになるはずですよね」

そんなお話から、自分はチャンスを見逃していないか、新しい挑戦に一歩踏み出せているか、考えるきっかけをいただきました。もし同じように将来に悩み、迷っている方がいれば、ぜひ一緒に自分のキャリアについて考えていきませんか。

[取材・文=中村久仁子 編集・撮影=野村愛]

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