新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
2020年07月29日 12時01分 JST

「ウォッカ飲めば大丈夫」発言の大統領、新型コロナに感染していた

旧ソ連ベラルーシのルカシェンコ大統領は同日の会合で、「私もその仲間になれたということだ」と話した。

朝日新聞社
ベラルーシの首都ミンスクで7月3日、独立記念日の式典に出席したルカシェンコ大統領=ロイター

コロナ、「ウォッカ飲めば大丈夫」発言の大統領が感染

 新型コロナウイルスの脅威を軽んじる発言を繰り返す旧ソ連ベラルーシのルカシェンコ大統領が28日、自身が感染していたと明らかにした。同国の国営ベルタ通信が伝えた。「症状はなかった」とする一方、「医師が昨日そういう(感染していたとの)結論を下した」と話しており、過去の感染が後から検査で判明した可能性がある。

 同日の会合で、根拠を示さないまま「我が国では97%の国民が症状なしに感染を経験している」などと話し、「私もその仲間になれたということだ」とした。ベラルーシの人口は約950万人で、感染が確認されたのは約6万7千人。

 ルカシェンコ氏がいつ感染していたかは不明。同氏は新型コロナ感染が広がってからも通常通り職務を続け、6月30日にはロシア西部で行われた旧ソ連軍関係の式典で同国のプーチン大統領とも同席していた。ロシアのペスコフ大統領報道官はルカシェンコ氏の感染について記者団に「我々は知らなかった」と述べた。

 ルカシェンコ氏は新型コロナについて「ウォッカを飲めば大丈夫」などと奔放な発言を続けている。(モスクワ=喜田尚)

(朝日新聞デジタル 2020年07月29日 10時36分)

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