新型コロナウイルス(COVID-19)
2020年02月11日 10時28分 JST

新型肺炎、ウイルス潜伏「最長で24日」 中国の専門家が見解

中国政府の専門家グループのトップを務める鍾南山氏が論文で発表した。潜伏期間が24日だった患者の数など詳細は明らかにされていない。

朝日新聞社
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像。粒状の粒子の上にコロナウイルス特有の冠状のスパイクたんぱく質が観察できるという(国立感染症研究所提供)

ウイルス潜伏「最長で24日」 新型肺炎、中国の専門家

 中国を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、中国政府の専門家グループのトップを務める鍾南山氏が、ウイルスの潜伏期間が最長24日に及ぶ感染者が存在するとの論文を発表した。

 9日付で発表された論文によると、1月29日までに感染が確認された患者1099人の臨床データを調査。その結果、潜伏期間の中央値は3日だったが、最短で0日、最長で24日だった。調査した1099人の患者は、中国本土各地に散らばる552カ所の医療機関で診察を受けた男女で、年齢の中央値は47歳だった。

 ただ、潜伏期間が24日だった患者の数など詳細は明らかにされていない。

 また鍾氏は論文で、感染力が強く、多くの人にウイルスをうつす「スーパースプレッダー」の存在も排除しないと指摘した。

 世界保健機関(WHO)は、ウイルスの潜伏期間について1~12・5日との見解を示している。(香港=益満雄一郎)

(朝日新聞デジタル 2020年02月11日 08時06分)

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