フランスのマクロン大統領が新型コロナ陽性と診断される

大統領はすでに自主隔離しており、公務は続ける予定だという。
マクロン大統領(2020年12月16日撮影)
マクロン大統領(2020年12月16日撮影)
THOMAS COEX via Getty Images

フランスのマクロン大統領が新型コロナウイルス陽性と診断されたと、大統領府が12月17日に発表した

大統領は新型コロナウイルスの基準にしたがって今後7日間自主隔離するが、その間も公務は続けるという。

大統領府によると、マクロン大統領は新型コロナウイルス感染が疑われる症状があり、PCR検査で陽性と診断された。

BBCによると、感染が明らかになる前に大統領と接触したカステックス首相も自主隔離するという。大統領の妻のブリジット・マクロンさんの感染の有無については、声明で触れられていない。

大統領がいつどこで感染したかは明らかになっていない。

マクロン大統領は12月10、11日にブリュッセルで開かれたEUの首脳会議に参加し、16日にはポルトガルのコスタ首相と会談した。

ガーディアンによると、マクロン氏と14日に昼食をともにしたスペインのサンチェス首相も、予定をキャンセルして1週間の自主隔離をする。

ジョンズ・ホプキンズ大学によると、フランスではこれまでに世界で4番目に多い約246万5000人が感染し、5万9000人以上が亡くなっている。

新型コロナウイルスの感染者は世界各地で増加しており、これまでにイギリスのジョンソン首相やアメリカのトランプ大統領も感染した。

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