30人以上の幼児が死亡、米フィッシャープライスがベビーベッドを大量リコール

ベビー製品大手のフィッシャープライスが、約470万台のベビーベッドをリコール。
リコールの対象となっているベビーベッド「ロックン・プレイ・スリーパー(Rock’n Play Sleeper)」。
リコールの対象となっているベビーベッド「ロックン・プレイ・スリーパー(Rock’n Play Sleeper)」。
米フィッシャープライスの公式サイトより

アメリカのベビー用品大手「フィッシャープライス」は4月12日、幼児の死亡事故が相次いでいるとして、同社が販売するベビーベッドをリコールすると発表した

リコールの対象は、「ロックン・プレイ・スリーパー(Rock’n Play Sleeper)」というベビーベッド製品。約470万台を回収する。

幼児が寝返りを打った際に事故が起き、2009年の発売以降、30人を超える幼児が死亡しているという。

フィッシャープライスの製品は、日本でも輸入販売されている。リコールの対象となっているベビーベッドも通販サイトなどで販売されていた可能性があり、注意が必要だ。

同社と米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、当該商品の使用をすぐに中止し、返金などの手続きをするように呼びかけている。

リコールに関する情報は、CPSCのサイトに詳細が記載されている

フィッシャープライスの公式サイトより

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