PRESENTED BY FRISK NEO

仕事を楽しむコツを、モーリー・ロバートソンさんが伝授。フリスク ネオ主催イベントで語った「30年間、白紙のノートに書き続けたこと」

様々な分野で活躍するモーリー・ロバートソンさんが仕事を楽しむコツを伝授するフリスク ネオ主催のイベントがあった。
インタビューに応じるモーリー・ロバートソンさん
MASANORI SUGIURA
インタビューに応じるモーリー・ロバートソンさん

私たちは1日の大半を仕事に充てている。どうせなら楽しんで働きたい──。

そんな思いで人生をエンジョイしているのが、タレントのモーリー・ロバートソンさん。ジャーナリストやミュージシャンなど、いくつもの顔を持つ彼が、10月1日に東京・渋谷で開かれたイベントに登場し、仕事を楽しむコツなどを語った。

そのイベントとは、フリスク ネオが主催した「How to “PLAY WORK” @WeWork」。

フリスクのシリーズの1つ、豊かな味わいが長続きする「フリスク ネオ」は、「PLAY WORK」というメッセージを掲げ、「あそび心を持って仕事を楽しむ」人たちを応援している。

日本人は「仕事を楽しくやるっていうより…」

ロバートソンさんは、ニューヨーク生まれの広島育ち。父はアメリカ人医師、母は日本人のジャーナリストで、幼い頃から勉強ができ、東京大学に進んだ。

だが、周りの学生たちが目標を見失った様子を目の当たりにして失望し、4カ月で退学した。

ハーバード大に入り直して音楽活動にのめり込み、現在はミュージシャン、DJ、ジャーナリストなどとして多彩な活躍をみせている。

ロバートソンさんはイベントの中で、日本とアメリカ双方で暮らした経験を紹介。その上で、次のように語った。

「日本はとにかく組織に溶け込むことが重要視されますよね」
「日本は腕の立つような職人でも、人間関係を重要視するから低姿勢。でもアメリカではプロフェッショナルな人ほど我が道をいきますし、コーヒーショップの店員も、『自分の気が向いた時にやるよ』という感じです」

日本の仕事は「顧客至上主義」と言われたり、信頼されることに重きを置いていたりする分、「気を使うことも多く、仕事を楽しくやるっていうより、自分に厳しくする」印象が強いという。

日本とアメリカの仕事の違いについて話すロバートソンさん
MASANORI SUGIURA
日本とアメリカの仕事の違いについて話すロバートソンさん

日本人の仕事に対する意識を浮かび上がらせている調査データがある。

フリスク ネオが行った「令和の仕事に対する意識調査」によると、回答したビジネスパーソンのうち、約7割が仕事の存在を「生活するため」と答えた。

ただ、「もっと楽しんで仕事に取り組みたい」と希望する人は約3割にのぼり、潜在的に仕事を楽しみたいという人がいることも判明した。

フリスク ネオの「令和の仕事に対する意識調査」=2019年7月中旬実施
フリスク ネオ提供
フリスク ネオの「令和の仕事に対する意識調査」=2019年7月中旬実施

自分のクオリティを維持するためには?

どんな仕事をしていても、「つまらない」と感じる瞬間はあるかもしれない。

そこで、フリスク ネオが提唱する「PLAY WORK」の考え方、つまり気持ち次第で仕事を楽しく思える、を取り入れて仕事を楽しむコツをロバートソンさんに伺った。

ロバートソンさんは「消耗品にならないように、客観的に自分をみる」ようにしているとして、次のように語った。

「私は今、テレビの仕事をフリーで色々受けているわけですけど、視聴率命の業界なので、数字を取れるかどうかで自分自身を判断するんです。自分の美学として好きかどうか以前に、自分が出ているのは数字を取るため。そうやって自分を客観視して『リアリズム(現実主義)思考』で乗り切っています」

また、キャリアを長く保ち続け、自分のクオリティを維持するためには、消耗品になってはいけないとも話す。

「時々演者にも『ウケる』ことだけを考えて、焦ってやらせをしてしまう人もいるんですよね。でもそれだと自分が消耗品になっちゃう。だから自分としては『ここでこれ以上やったらウケるけど、自分が消耗品になるなって思ったらそこでやめとく』と判断しています。それはサイレント(人には言わない)ですけどね」

「自分を客観視して『リアリズム(現実主義)思考』で乗り切っています」と話すロバートソンさん
MASANORI SUGIURA
「自分を客観視して『リアリズム(現実主義)思考』で乗り切っています」と話すロバートソンさん

30年間続けている「小さな習慣」

常に自分を客観視することを心がけるロバートソンさんが、実際に30年間続けている小さな習慣がある。

それは、毎日ノートに自分が考えていることを書き続ける、という習慣だ。

「ストップウォッチを使って、3分なら3分、どんな気持ちでどんな感情が込み上げたか、ネガティブなことであっても絶対に筆を止めないんです。『泣きながらでも書きましょう』って本に書いてあったのですが、続けて1週間ぐらいになると自分の深層心理が出てくるので、本当に泣きながら書きましたよ」

実際のノートを見せるロバートソンさん。白紙のノートに文字がびっしりと書き込まれている
MASANORI SUGIURA
実際のノートを見せるロバートソンさん。白紙のノートに文字がびっしりと書き込まれている

この習慣を始めたおかげで、常に自分の頭の中でアイデアが流れるようになり、執筆の手も動くようになったという。30年たった今でも続けているそうだ。

「30年間、毎日ブレイクスルーです」とロバートソンさんは冗談交じりに語った。実際のノートには、無地のキャンバスノート一面にびっしりと文字が書かれており、会場からは驚きの声が上がった。

楽しく働いている人はカレー好き?

イベントではリサーチプロデューサーの木原誠太郎さんが開発した「ディグラム診断」を活用したワークショップも行われた。

ディグラム診断とは、マーケティングデータと心理テストを掛け合わせ、31個の性格タイプに分類する自己分析方法だ。実際にロバートソンさんと参加者もディグラム診断をし、仕事やコミュニケーションの傾向を客観的に分析した。

ロバートソンさんの診断結果は「計算高い少年タイプ」。非常に論理性が高く、ノリがいいタイプで、「僕みたいなリサーチコンサルタントが向いていますよ」と木原さんはコメントした。ロバートソンさんは、「へえ〜そうなんだ!」と驚いた様子で話を聞いていた。

ディグラム診断について話すロバートソンさんと木原さん
MASANORI SUGIURA
ディグラム診断について話すロバートソンさんと木原さん

また木原さんは、「仕事が楽しめる人は、自分をよく知っている人です」と話し、楽しく働いている人の特徴として、「好きな食べ物はカレー、好きな寿司ネタは光りもの、好きな旅行先は海」などの傾向も紹介した。

ロバートソンさんと木原さんの話に共通していたのは、「自分をよく知ることが、仕事を楽しむヒントにつながる」ということ。フリスク ネオの「PLAY WORK」の発想で、「自分らしい仕事の楽しみ方」を見つけてみてはいかがだろうか。

<PLAY WORK キャンペーンサイトはこちら>
http://playwork.frisk.jp/