福西崇史、41歳で現役復帰 「南葛SC」に加入

『キャプテン翼』の作者、高橋陽一氏が後援会会長を務める
AI Project / Reuters

東京1都1部リーグの葛飾区を本拠地とする南葛SCが22日に元日本代表MF福西崇史が加入したことを公式発表した。

南葛SCは1983年に「常盤クラブ」として設立。2013年に葛飾区出身の『キャプテン翼』の作者である高橋陽一氏を後援会会長に迎え、キャプテン翼の登場人物である大空翼や岬太郎らが小学校時代に所属していた選抜チームにちなみ南葛SCへ改称された。

福西は日本代表として2002年2006年のワールドカップに出場し、ジュビロ磐田の黄金期を支えた守備的MF。2008年に現役を引退した同選手だが、現役復帰についてや抱負について以下のように語った。

「南葛SCに深く関わられている高橋陽一先生から熱烈なオファーをいただいたこと。多くのサッカー選手と同じく、『キャプテン翼』を読んでサッカーにハマった自分としては、"リアル南葛SC"でプレーできるということが、本当にうれしいです。加えて、Jリーグを本気で目指している南葛SCのプロジェクトにも賛同させてもらい、自分の力が少しでも役に立てるならばと感じました。

また、近い将来、Jリーグの監督として指揮を取ることを目指している自分としては、違うカテゴリーとはいえ、現場の空気を吸い、真剣勝負の場に身を置くことは大きなプラスになると考えています。

10年ぶりのピッチ復帰ということで、もちろん、当時のようにはプレーできませんが、やるからにはチームの役に立てるよう、しっかりと身体を作って臨むつもりです。南葛SCが関東リーグ昇格という目標を果たせるように全力で取り組みたいと思います」

(8月22日Football Tribe Japanより転載)

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