羽生結弦選手のスケート靴オークション、サマンサタバサが850万円で落札

同社のモットーは「運と縁を大切にすること」
フィギュアスケート男子フリー。演技を終え、笑顔を見せる羽生結弦(=2月17日、韓国・江陵)[代表撮影]
フィギュアスケート男子フリー。演技を終え、笑顔を見せる羽生結弦(=2月17日、韓国・江陵)[代表撮影]
時事通信社

羽生結弦選手のスケート靴 サマンサタバサが850万円で落札

女性向けの商品を展開している「サマンサタバサ」が11日、平昌冬季五輪フィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦選手(23)のサイン入りスケート靴を、インターネットの『東日本大震災チャリティーオークション』で、850万1000円で落札した。

同社によると、オークション当日に東日本大震災で「何か私たちも出来ないか」と"サマンサ女子"で話をしていたところ、羽生選手のチャリティオークションを知り、スタッフに有志で寄付を募った。すると、海外のスタッフも含め、約8600口のチャリティが集まったという。

同社のモットーは「運と縁を大切にすること」。担当者は「もしこの機会に運よく落札することができ、新しい縁が生まれたらすてきな事だなと思い、全国のスタッフへ発信したところこのような素晴らしい結果となりました」といい「7年前、弊社の仙台店、そこにいるスタッフもとても大変な思いをしていましたが、店舗が営業を再開するために、本当にたくさんの方々の支援がありました。そんな皆さまへも感謝をお伝えできる良い機会だと感じチャリティーに参加させていただきました」と説明。

続けて「今回、たくさんのサマンサスタッフから、何かやることがあったら言ってくださいや、入社前研修中ですが、ぜひチャリティーに参加したい!などの連絡をもらい、東日本大震災に対してはもちろん、熱い想いを持つ仲間がいることに、改めてサマンサタバサの目標である『感動創造企業』を個人個人が大切にしていることを実感しております」とコメントを寄せている。

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