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2019年07月12日 10時19分 JST

北大総長をパワハラ認定 「ふさわしくない」と選考会議が文科相に解任申し出

北大の名和総長は「業務上必要な注意や叱責をしたことはあるが、相手の人格を否定するようなパワハラと評価される行為に及んだ事実はない」とするコメントを発表している。

北大総長をパワハラ認定、選考会議が文科相に解任申し出

 北海道大学の名和豊春総長(65)について、同大の総長選考会議が文部科学相に総長の解任を求める申し出書を10日付で提出したことがわかった。

 北大や文科省は申し出書の内容について詳細を明らかにしていないが、関係者によると、名和氏が職員にパワーハラスメントを行ったと同会議が認定。「総長にふさわしくない」として、解任の申し出をすることを今月4日の会議で決めたという。文科相は名和氏への聞き取りなどを行った上で、解任するかどうかを判断する。

 一方、名和氏は解任をめぐる報道を受け、今月8日、「業務上必要な注意や叱責(しっせき)をしたことはあるが、相手の人格を否定するようなパワハラと評価される行為に及んだ事実はない」とするコメントを発表している。「大声で叱責する、机を何度もたたくなど、(選考会議が設置した)調査委員会が認定したような事実は覚えがなく、証拠とされる録音データは代理人も聴いたが、その中にもなかった」としている。

 文科省によると、2004年度に国立大学が法人化された後に学長の解任の例はないという。

(朝日新聞デジタル 2019年07月12日 08時58分)

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