星野架名さん死去。『緑野原学園』シリーズの漫画家。白泉社が追悼文「SFやファンタジーを舞台に、瑞々しい感性が溢れる独自の世界」

「享年57歳で病気のためご逝去されました」と発表されました。
白泉社文庫の『緑野原幻想』(左)と『緑野原少年』(右)
白泉社文庫の『緑野原幻想』(左)と『緑野原少年』(右)
白泉社/Amazon

『緑野原(りょくのはら)学園』シリーズなどで知られる漫画家の星野架名さんが4月28日、57歳で死去した。多くの作品を発表した白泉社の公式サイトで訃報が発表された。死因は病気だという。

同社が過去に公表していた情報によると、星野さんは兵庫県出身。「花とゆめ」1982年2月増刊号に掲載された『東京は夜の7時』でデビューした。

『妙子と青』『ビリー・エメラード』シリーズなどが代表作で、白泉社の公式サイトでは「SFやファンタジーを舞台に、瑞々しい感性が溢れる独自の世界を描かれ、私たちを魅了してくださいました」と追悼メッセージが掲載された。

■白泉社公式サイトの追悼メッセージ全文

訃報 星野架名先生が逝去されました

2021.05.18

漫画家の星野架名先生が、2021年4月28日23時8分、享年57歳で病気のためご逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします。なお、ご葬儀はご家族にて執り行われました。

星野先生には、『緑野原学園』シリーズをはじめ、『妙子と青』『ビリー・エメラード』『教室』シリーズ等、数多くの作品を「花とゆめ」「別冊花とゆめ」等弊社雑誌にご執筆いただきました。SFやファンタジーを舞台に、瑞々しい感性が溢れる独自の世界を描かれ、私たちを魅了してくださいました。

読者の皆様には、星野先生の作品をご愛読いただきました事を深く感謝申し上げます。また、謹んでご逝去を報告させていただきます。

株式会社白泉社

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