
外出自粛が緩和されてきた今でも、企業の中には引き続きテレワークを採用している、というところも。
でも、会社支給や個人所有のノートパソコンを使っていて、「画面が小さくて見づらい」「画面を切り替えるのが面倒」と不満を感じたことはありませんか? 自宅での仕事環境は少しでも快適にしたいですよね。
パソコンを使ったデスクワークの効率を高めるには、実は、画面の大きさだけではなく「画面の数」も重要です。
モバイルディスプレイは、軽く、携帯できるディスプレイ。OSが入っていないので、単体として使うことはできませんが、パソコンやスマホの画面を拡張して使うことができます。
モバイルディスプレイを選ぶポイントは?
現在、モバイルディスプレイは需要が高く品薄となっていますが、選ぶポイントは、次の通り。
・画面の大きさ
・画面の美しさ、光沢・非光沢
・軽さ、薄さ
・接続しやすさ
・Switchなど仕事外の用途での使いやすさ
・タッチパネルの有無
・縦使用できるか
・コスパの良さ
項目がたくさんありますが、特に重視したい点を3つ程度決めて、商品を比較していきましょう。今回は、レビューも多く、人気のおすすめモバイルディスプレイをご紹介します。
厚さ9㎜、重さ700g!驚きの軽量ボディ
小さすぎても意味がなく、大きすぎると携帯性が失われてしまうモバイルディスプレイは、11~15インチが主流です。
この商品は15.6インチとモバイルには十分な大きさ。ノートパソコンの作業スペースが一気に倍になります。
さらに、こちらのポータブルモニターは、厚さわずか約9mm、重さ約700gと、驚きの携帯性。ベゼル(枠)も薄いので、画面そのものを持ち歩けるイメージです。付属の折りたたみ脱着式スマートケースは、縦横どちらの向きでもスタンドとして使えます。
接続はUSB Type-C。ケーブル1本だけでスッキリと給電と映像表示を実現。入力端子はMini-HDMIなど多数あるので、在宅勤務の休憩タイムにさっとSwitchにつないで…といった使い方もできますね。
コスパの良さも魅力。長時間使っても疲れないノングレア(非光沢)です。
大容量バッテリー搭載、ペン入力も可能
こちらも15.6インチ。最薄部5.1mmという超スリム設計で、重さは0.9kgと軽量。さらに、屋内外でも視認性を確保できるIPSパネルを採用しているので、持ち運びをしたい人におすすめです。
接続はmini HDMI 1.4b が1つと、USB Type-C(DP Alt Mode)が2つ。USB Type-CポートがなくHDMI出力搭載のノートパソコンには、ありがたい仕様です。
液晶は、映像がキリっと見えるグレア(光沢)です。
楽々持ち運べる。コンパクトな強い味方
モバイルモニターをいち早く展開してきたGeChic(ゲシック)社が、初のUSB Type-C映像入力に対応した製品がこちら「On-Lap 1306H」。
モニターサイズは13.3インチ、本体重量670gとコンパクトで、サイズは横約20cmです。狭いデスクやリビングに置いても邪魔にならず、画面を拡張することができます。もちろん、持ち運びも楽々。
USB Type-C入力に対応し、ケーブル1本でスマートに映像入力と電源供給。HDMI映像入力+USB電源供給にも対応するハイブリッドシグナル仕様なので、やや世代の古いノートパソコンや、家庭用ゲーム機などにも簡単に接続することができますよ。(スピーカー非搭載なので、単体で音を出したい場合はスピーカーかヘッドホンが必要です)。
グレア(光沢)液晶採用。
スマホより薄い。カーボン仕上げの高級感
「Makuake」のクラウドファンディングで公開初日に目標金額を達成した「プロメテウスモニター」。
画面サイズは15.6インチ(本体サイズは横約35.6cm)でありながら、液晶の最薄部はスマホより薄い4.3mm。本体600gととても軽いモバイルディスプレイです。
狭額縁、「Super Narrow Bezel」はフレームがあることを感じさせないほど。軽く強度のあるカーボンファイバー採用で、美しいデザイン。カバンにもスマートに収納できます。AF(指紋防止)コーティング、スマホやタブレットと同じガラス素材を採用した10点タッチパネルで、快適に指で操作することができます。
HDMI/ Mini-HDMIケーブル、Type-Cケーブル、Type-C/Type-Aケーブルが付属しているので、接続も簡単。Type-Cポートのあるスマホなら拡張・ミラーリング表示できるので、スマホとつなげて資料をチェックしたりと、活躍するシーンも多そうです。
「満足できる高性能」と好評価レビューも多いプロメテウスモニター。ゲーム・映画・写真とシーンに合わせてカラーモードが変更可能、光沢です。
画面の自動回転で作業効率が上がる
モバイルモニターで高い国内シェアを誇り、コスパに定評のあるASUS(エイスース)の「ZenScreen MB16AHP」。
本体約860gと軽く、厚さもわずか9mmでありながら、大容量バッテリーを内蔵。どこにいても安心して使うことができます。
USB Type-Cとmicro-HDMI接続に対応。スマホやカメラなど、様々なデバイスと簡単につながります。ドライバをインストールすれば、画面表示の自動回転が可能。(Windowsのみ対応)。
縦に長い資料やWebページを見るとき、すぐに縦にできる機能は使ってみると手放せなくなる機能。作業効率が格段にアップします。
どの角度からでも色の再現性が高いIPSパネル搭載、ノングレア液晶です。
まとめ
ラインナップも増え、テレワークの増加で一気に注目の製品となったモバイルディスプレイのおすすめ製品を紹介しました。
薄くて軽いので、在宅勤務が終了しても、会社やカフェなど、どこでも便利に使い続けることができます。
品薄が続く状況ではありますが、画面のサイズ、接続のしやすさなど納得できるものを選びたいですね。
在宅勤務に便利なモバイルディスプレイは入手が難しい場合、iPadをサブディスプレイ化するという手もあります。また、液晶タブレットもテレワークやオンライン授業で活用されるようになり、筆者もサブディスプレイとして使っています。近年安価になってきていますので、選択肢に入れてもいいかもしれません。
画面の数を増やして情報を整理し、リモートワークの仕事効率をあげましょう。