感染対策のため、外出時には手放せないマスク。ジョギングなどの運動時や、湿度や気温が高い日には「暑い」「息苦しい」と感じることも多いと思います。
汗をかいたままマスクをしていると、肌荒れや熱中症のリスクも…。無理をせず、人が少ないところではマスクを外す、こまめに水分補給をするといった注意が必要です。
ひんやり感、放湿性のあるマスクは、季節を問わず人気です。マスクの蒸れが防げて便利ですが、通気性がよいものは飛沫防止効果が薄いことがあります。外出先に合わせて、フィルターシートなどで調整しましょう。
蒸れや暑さ対策に有効な涼しいマスクには、
1.化学繊維の接触冷感素材を使ったタイプ
2.天然由来の接触冷感素材を使ったタイプ
3.季節に合わせて素材を改良した不織布タイプ
などがあります。
冷感スプレーなど、マスクと合わせて使うひんやりグッズも人気です。今回は、暑い季節や運動時におすすめのマスクと、ひんやりグッズを紹介します。
1.化学繊維の接触冷感素材を使ったタイプ
触れるとひんやり感じる接触冷感素材。熱中症対策用のタオルや寝具などで人気の素材がマスクにも使われるようになりました。
吸湿性と速乾性にすぐれた生地が使われ、UVカット効果が期待できるものも。伸縮性があって乾きやすい、水着素材を使ったものもたくさん登場しています。
キシリトールの効果でひんやり。洗える接触冷感マスク
キシリトールの吸熱反応を利用した接触冷感マスク。特殊プリント繊維が人から出る水分を吸収し、冷却効果を実感できる持続冷感テクノロジーを採用しています。
表地は制菌加工したメッシュのポリエステル100%、裏地は接触冷感プリントを施したポリエステル100%。手洗い推奨で、何度も使うことができます。
100回の洗濯試験をクリア。西川品質のひんやりマスク
ふとん・寝具で有名な「西川」がつくる大人気のクールマスク。公式サイトの申し込みは終了しましたが、amazon限定セットは注文受付中。
100回の洗濯試験をクリアし、汗をかいてもサラサラの給水速乾。素材はポリエステル95%、ポリウレタン5%。耳掛け部分は引っ張り検査3000回を実施、繰り返しの使用にも耐えられるマスクです。
UPF50+!洗ってもすぐに乾く水着素材
arisana(アリサナ)のマスクは洗ってもすぐに乾く水着素材。顔にフィットしながら口元に空間ができるように設計されていて、息苦しさを軽減してくれます。
さらに、ポケット付きで好みのフィルターをはさめます。素材はポリエステル79%、ポリウレタン21%で、UPF50+のUV効果も。
サイズはS/M/Lで、カラーリングも豊富。家族でそろえられますね。
2.天然由来の接触冷感素材を使ったタイプ
新しい繊維のイメージが強い接触冷感ですが、天然素材にも冷たく感じるものは多くあります。
天然繊維は手触り&吸放湿性もすぐれているので、汗をかいたときの不快なべたつきを抑えてくれる効果も。
天然繊維を加工して冷感性を高めているものもあります。
着物屋さんがつくった洗える麻マスク
ひんやり生地の代表、本麻を使った三段プリーツマスク。ノーズワイヤー入り、耳当たりのよい平ゴムです。
何度も洗え、使うたびに柔らかくなります。使用する前に少量の水を内側に吹きかけると、マスク自体の温度をより下げられるのも、吸湿性・放水性が高い麻素材ならでは。
三層構造フィルターで、素材は麻、ポリプロピレン、ナイロンポリウレタン、ポリエステルです。
絹の力で、ひんやり涼しい肌触り
肌触りのよさで人気の絹マスクが、涼やかタイプになりました。
絹が元々持つ吸湿性や抗菌作用により、暑い季節や運動時でも気持ちよく使えます。マスクの素材は絹100%で、フィルター部分は不織布(ポリプロピレン100%)。
中性洗剤でやさしく手洗いしてください。
和紙の肌触りと吸湿性で気持ちよく
糸屋さんであるsawada ittoのマスクは、なんと和紙。
和紙とポリエステルを特殊技術によってねじり合わせ、伸縮性と強度を向上。洗って何度も使える立体マスクです。
ナチュラルな肌触りと吸湿性で、蒸れずにサラリと使うことができます。素材は和紙48%、ポリエステル 34%、ナイロン18%。やさしい9色のラインナップです。
3.暑さ対策のために素材を改良した、使い捨て不織布タイプ
ストックしておくと便利な使い捨ての不織布マスクにも、暑さ対策用が登場しています。
マスクの効果はそのままに素材を薄くしたり、ミントの香りを加えたりしているものも。
不織布を薄くし、ウイルスブロック効果はキープ
不織布を可能な限り薄くして蒸れにくく、息苦しさも抑えた夏用改良型の使い捨てマスクは、まだまだ重宝するアイテムです。
フィルターは従来通りで、ウイルス飛沫や細菌のブロック効果は変わりません。ノーズワイヤー入り、耳にやさしい丸耳ひもを使用。千葉のマスク工場で生産しています。
マスクに使えるひんやりグッズ
フィルターシートやスプレーなど、通常のマスクに清涼感を加え、息苦しさを軽減してくれる新グッズも登場しています。
お手持ちのマスクにクール感をプラスしたい時にぴったりです。
手持ちのマスクをひんやりマスクに!
楽天総合ランキング第1位を記録、洗濯できる冷感マスクフィルター。
接触冷感繊維であるポリエチレンと、吸放湿にすぐれたシルクの面があります。どちらを肌側にするかでお好みのひんやり感に。
防菌・防臭効果のある銀の糸も使用。効果は洗濯後も持続します。
メイクも崩れない、3Dマスクプラケット
マスクの内側に使うことで口の周りに空間を確保し、マスクの張り付きによる息苦しさやメイク崩れを解消してくれる3D製プラケット。
丸洗いして何度も使うことができます。素材はひんやり感のあるポリエチレンで、柔らかいので顔にあたっても痛くありません。
マスクをスーッとさせる携帯スプレー
手持ちのマスクの外側にかけて、冷たく感じさせてくれるマスク用のアロマスプレー「コールドミント」。
天然ハッカに含まれるメントールがスーッとした清涼感を与えてくれ、静菌効果も。サトウキビ由来のエタノールを使用しています。
まとめ
今回は、新しいものが続々登場している暑さ対策用マスクと、ひんやりグッズを紹介しました。肌触りのよいお気に入りのマスクを身につけて、長引く残暑の季節も快適に過ごしましょう。
※ランキングは変動します。
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