ハフコレ編集部

ブランクは転職に不利?離職期間の空白をどうすべきか

しばらく仕事をしなかった期間がある人が、転職活動を始めようとする時、不安に感じるのが「ブランクは転職に影響するのか」ということ。どの程度影響するのか、ブランクOKの求人を見つけるにはどうしたら良いのかについて解説します。

厚生労働省『令和2年転職者実態調査の概況(個3. 転職について)』によると、直近の勤め先を辞めてから現在の勤め先に就くまでの期間は以下のとおりです。

転職者の属性 離職期間なし 2ヵ月未満 2か月~
6か月未満
6か月~
10か月未満
10ヵ月以上
合計 26.1% 40.9% 17.5% 5.2% 5.5%
男性 24.7% 40.2% 17.8% 5.4% 5.6%
女性 27.9% 41.8% 17.1% 5.0% 5.5%
正社員 27.0% 41.4% 16.5% 5.2% 4.2%
正社員以外 23.4% 38.3% 19.0% 6.3% 10.5%

補足:離職期間「不明」もあるため、合計は100%になりません

表からも分かるとおり、男女ではブランク期間に大きな差はないものの、就業形態では正社員のほうが短期間であるのが分かります。また、離職から10ヵ月以上の空白期間の末に転職した人は全体の5.5%でした。

ブランク期間は転職に不利?

ブランク期間は転職活動で不利になるのでしょうか。

これについては、ブランク期間に何をしていたかによって採用側の印象ががらりと変わるので一概には言えません。

「空白期間は何をされていましたか?」という質問には以下の疑問が含まれている場合が多いです。

  • 体調に不安がないか?
  • すぐに辞めてしまわないか?
  • ビジネスマナーやスキル、人格面に不安がないか?

採用側の疑問や不安を払拭できる返答をあらかじめ用意しておくことで、面接時の印象は大きく変わることが期待できます。

よくある空白期間の理由

ブランクが空いてしまった理由は人によってさまざまですが、たとえば以下のようなものがあります。

病気・ケガの療養

病気やケガの療養で空白期間がある人も多くいます。この場合、療養に関する詳しいことを話す必要はありませんが、企業側を不安にさせないために現在の安定した健康状態を可能な限り伝えたいです。

資格の勉強

「資格の勉強をしていた」あるいは「公務員試験の対策をしていた」などもよくある理由です。その資格などの勉強が直接的に役立つ業務の場合はもちろんのこと、関係のない分野であってもそのときの努力や取り組み方をアピールポイントにつなげられるのが望ましいです。

その他の理由

よくあるブランクの理由として、家族の介護、留学、出産・子育てなどもよく挙げられます。これらの理由も多くの場合、面接官が納得しやすいものであり、採用後はしっかり働けることも併せて伝えるのがポイントとなります。

空白期間について印象の良い答えがない場合

空白期間についてあまり印象のいい返答ができないという場合、過去に少しでも打ち込んでいた夢や目標に対して、どのような努力をしていたかなどを深掘りしてみるのが良さそうです。たとえ挫折していたとしても、そのときに学んだことや志望動機とつなげられそうな箇所を練っていくことで、より納得のできる受け答えができるかもしれません。

ブランクOKの求人が多い転職サイト

求人検索に「ブランクOK」などの条件を指定できる転職サイトを、求人数とともに紹介します。

転職サービス名 ブランクOKの
公開求人数
利用者層
リクナビNEXT 9,300 幅広い年齢層
エン転職 2,900 20代~30代メイン
女の転職type 1,700 女性メイン

(2022年9月時点)

「リクナビNEXT」公式サイトより

リクナビNEXTは、転職サイトのなかでもこだわり条件の項目が豊富で求人数も多いため、もっとも利用しやすい転職サービスの一つです。求人検索の「募集の特徴」から「ブランクOK」の指定が可能です。条件を保存して好みの新着求人をメール受信することもできるので、転職準備段階から利用するのもおすすめです。

エン転職

エン転職は、20代・30代に多く利用されている転職サイトです。こちらも求人検索の「募集の特長」に「ブランクOK」が用意されています。他には掲載されていない独自求人も多いため、他の転職サービスとの併用もおすすめです。

女の転職type

女の転職typeは、おもに長く働きたい女性向けの転職サイトです。求人検索の「こだわり条件」のなかに「ブランクありOK」があります。正社員求人が全体の約8割です(2022年8月時点、公式サイトより)。

ブランクのある20代も歓迎の就職サービス

ブランクがあり、再び社会人になることに不安な人にも向いている就職・転職サービスもあります。おもに20代へのサポートがメインですが、通常の転職エージェントと比べてもきめ細やかなサービスが期待できます。

転職サービス名 サービス形態 公開求人数 拠点
ハタラクティブ 就職サポート 1,200件 東京、大阪、名古屋、神奈川、千葉、福岡
就職Shop 就職サポート 非公開 東京、大阪、神奈川、埼玉、千葉、京都、兵庫
JAIC 就職サポート 非公開 東京、大阪、名古屋、神奈川、宮城、広島、福岡

(2022年9月時点)

ハタラクティブ

「ハタラクティブ」公式サイトより

ハタラクティブは、20代の就職や転職をサポートするサービスです。第二新卒として未経験業界への転職を考えている人や、既卒・フリーター、大学や専門学校を中退した人に対してサポートします。スキルや経歴に自信がない人に特化しており、ブランクで働くことに対する不安を感じている20代の人にもおすすめです。内定獲得者の86.5%が社員数1000人以上の大企業の内定を獲得しており(※)、大企業以外でも研修や教育体制が整っている企業を中心に紹介しています。

※公式サイト「就職実績データ」ページより。2020年8月から2021年1月の利用者内定実績

就職Shop

「就職Shop」公式サイトより
※公式サイトトップページより。2022年9月掲載時点

JAIC(就職カレッジ)

JAICの就職カレッジは、「正社員になりたい」「次の就職は失敗したくない」という人に向いている20代に焦点を当てた就職支援サービスです。専任のアドバイザーが自己分析や企業紹介、面接対策などのサポートをし、書類選考なしで約20社と面接することもできます。フリーターの就職支援を10年以上行っており、入社後においても会社にしっかり定着できるようサポートやフォローも整備されています。

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ここまで、転職とブランクに関する情報を解説してきましたが、個別の転職サイトについてもっと知りたいという場合は、「転職サイトおすすめ」や「転職エージェントおすすめ」ページも参考にしてください。

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